東京スター銀行は2月22日、「銀行に関する利用意向調査」の結果を発表した。調査は2018年12月27~28日、20代~60代の有職者および配偶者が有職者の専業主婦1,030名を対象に、インターネットで行われた。

  • 金銭面(お金)に不安を感じるか

    金銭面(お金)に不安を感じるか

はじめに、将来を含め、経済面(お金)に不安を感じている人の割合を調べた結果、男性は40代(71.8%)、女性は30代(78.6%)が最も高く、全体としては65.1%となった。

また、自分がもらう年金の額についても、62.6%が「不安を感じている」ことが明らかに。男女ともに50代(男性69.9%、女性76.7%)が最も高く、全体的に男性よりも女性の方が高い割合を示した。

  • お金にまつわる相談をするとしたら誰に相談するか

    お金にまつわる相談をするとしたら誰に相談するか

次に、お金にまつわる相談をするとしたら誰に相談するかを聞いたところ、相談せずに「自分で調べる(インターネット)」(59.4%)がトップに。次いで「配偶者」(39.2%)、「両親」(26.0%)と続き、「銀行の店舗窓口」を選択した人はわずか9.5%だった。

そこで、2018年の一年間で銀行窓口を何回利用したか調べた結果、約半数が「0回」(45.3%)と回答。行ったとしても、ほとんどが両替や支払い等の事務手続きのためとのこと。

また、「銀行に自分のライフプランを相談に行くこと」にどんなイメージを持っているのか聞いたところ、「自分に合っていない金融商品を売りつけられそう」(15.8%)、「お金を持っていないと相手にされなさそう」(14.7%)、「待ち時間が長そう」(13.2%)が上位に。

他方、銀行の相談サービスの中で使ってみたいものについては、「老後の資金が足りるかどうか無料で試算してくれる」(26.6%)や「無料の家計診断」(20.0%)など、老後や家計について無料で相談できるサービスが上位に並んだ。