ソニーは2月25日、スペイン・バルセロナで開幕した「MWC19 Barcelona」に合わせて、スマートフォン「Xperia」シリーズの新モデルを発表。ミドルレンジの「Xperia 10」「Xperia 10 Plus」、ベーシックモデル「Xperia L3」です。
「Xperia 10」「Xperia 10 Plus」
MWC19 Barcelonaに出展するソニー、ブースは豊作です。Xperiaシリーズは、新フラグシップ「Xperia 1」に加えて、ミドルレンジも装いを一新。約6.0インチの「Xperia 10」と、約6.5インチの「Xperia 10 Plus」を発表しました。一部の国・地域にて、MWCの開催に合わせて発売となっています。発表時点では、日本での発売についてはアナウンスがありません。
Xperia 10とXperia 10 Plusは、クアルコムのSoC「Snapdragon 630シリーズ」を搭載するミドルレンジモデル。カラバリは、Xperia 10がブラック、ネイビー、ピンク、シルバー、Xperia 10 Plusがブラック、ネイビー、ゴールド、シルバーのそれぞれ4色です。
ともにアスペクト比21:9のFull HD+ディスプレイを搭載。大きな画面に2つのアプリを同時に表示できる、マルチウィンドウ対応です。背面側にはデュアルレンズカメラを備え、Xperia 10 Plusが光学2倍ズーム対応となっています。
両モデルとも、フロントガラスは耐久性の高いCorning Gorilla Glass 5として、アナログイヤホン端子、本体右側に電源ボタンを兼ねる指紋認証センサーを配置しています。
ベーシックモデル「Xperia L3」
型番にアルファベットが残るエントリークラスのベーシックモデル。Xperia 10シリーズと同じく、MWCの開催に合わせて世界各地域で販売が開始される予定ですが、発表の時点で日本市場への投入はアナウンスなし。約5.7インチでアスペクト比18:9のHD+ディスプレイを搭載しています。
SoCはMediaTekの「Helio P22/MT6762」で、背面にはデュアルレンズカメラを搭載。内蔵バッテリーは3,300mAhの大容量です。本体には、アナログイヤホン端子や指紋認証センサーを載せています。カラバリは、ブラック、ゴールド、シルバーの3色。筆者個人としては、気軽に使えそうなこれくらいのXperiaを、日本でも発売してほしいと思います。