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【この記事のエキスパート】
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー:田子 政昌
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。
現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。
各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。
走行距離やスピード・時間だけでなく、心拍数なども計測できるGPS付きランニングウォッチ。ガーミンやスントから、スポーツ向けの機能を備えた商品が販売されています。この記事ではGPS付きランニングウォッチの選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。
GPS付きランニングウォッチを使うメリット
GPS機能の付いたランニングウォッチは、普通のスポーツウォッチにはできないさまざまなデータを計測することができます。
たとえば、ランニングであれば距離測定、走行タイムや速度、ペースなどをリアルタイムで計測することもでき、トレーニングに役立てることが可能です。
そのため、GPS機能付きのランニングウォッチを使うことで、まるで個人コーチをつけているような感覚でトレーニングをおこなうことができるようになります。
距離や心拍数が測定できる
GPS付きランニングウォッチの選び方
それでは、GPS付きランニングウォッチの基本的な選び方を見ていきましょう。選び方のポイントは次の6つです。
【1】稼働時間
【2】防水機能
【3】画面や時刻の見やすさ
【4】パソコンやスマホの連携機能
【5】フィット感
【6】その他の便利機能
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】稼働時間をチェック
GPS付きランニングウォッチは、GPSとの通信や距離の計測など、さまざまな機能が搭載されているからこそ、バッテリーの消耗が早いアイテム。マラソン中に電源が落ちてしまうこともあるので、装着するシーンに合う稼働時間のものを手に入れましょう。
また、充電時間と稼働時間のバランスもチェックしておくと、遠征時でも使いやすいランニングウォッチを選びやすくなります。
【2】防水機能をチェック
GPS付きランニングウォッチの機能のなかでも、とくに注目しておきたいのが「防水機能」です。ランニング中の雨はもちろん、汗やドリンクなどでもランニングウォッチが濡れてしまうことがあるため、搭載されている防水機能が高いほど使いやすくなります。
大会中の雨など、すぐに対処できないことへも対策するために、しっかりと防水機能のレベルをチェックしておきましょう。
【3】画面や時刻の見やすさをチェック
GPS付きランニングウォッチの目的はさまざまですが、多くのユーザーが必要としているのは時計の機能です。走行時間やペース配分を確認するうえで、時間はとくに重要です。
GPS付きランニングウォッチを選ぶ際には、まず時計の画面がみやすい設計となっているかを確認しましょう。なかでも時刻表示の大きさは注意したいポイントのひとつ。
文字盤に表示される数字が大きければ大きいほど、走行中でも時間が確認しやすいというメリットがあります。また、夜間や早朝に走る機会が多い場合は、バックライトの明るさや色合いなども事前に確認しておきたいポイントです。
【4】パソコンやスマホの連携機能をチェック
専用アプリなどへのリンク機能があると、走行データを一度にまとめられます。ランニングウォッチの性能にもよりますが、ランニングコースの記録、ケイデンス(脚の回転数)、心拍数、1kmごとのラップタイムなど、ランナーが必要とする情報を専用アプリで一度に確認できて便利。
体の状態やピークがよくわからないというビギナーから、大会出場をめざしてレベルアップのために本格的なトレーニングをしている人すべてにおすすめです。
ダイエット中の人にも「これだけ走ることができた」と目に見えてわかるので、運動を続けていくうえでのモチベーション維持につながります。
【5】フィット感をチェック
GPS付きランニングウォッチを選ぶ際、意外と見落としがちなポイントが、手首に装着した際の「フィット感」です。金属や革などのバンドの素材、時計自体の重さなどから、長時間装着していても手首の負担にならないものを選ぶとランニングへの影響が少なくなります。
装着したときに不快感がないかきちんと確認しておき、ランニングに集中できるものを手に入れましょう。
【6】その他の便利機能をチェック
GPS付きランニングウォッチには、位置測定や時刻表示だけなく、心配計測機能やナビ機能など、さまざまな機能が搭載されています。そこで、自分がほしい機能が搭載されているのか、便利な機能も忘れずに確かめておきましょう。
心拍計測機能
GPS付きランニングウォッチの機能としてメジャーなものに心拍測定機能があります。その名のとおり心拍数を計測でき、正確なデータをもとに適切なトレーニング強度を設定できるというメリットがあります。
ランニングウォッチのみで計測するタイプと、付属の計測用センサーを体に装着するタイプがありますが、計測用センサーをとりつけるタイプのほうが正確なデータを取得できます。専門的なトレーニングや適切な強度を知りたい場合には、後者のタイプを選んでみましょう。
タッチスクリーン対応
操作の感覚がボタンでわかる従来モデルは、走行中であっても手元を見ずに操作できるメリットがありましたが、GPS付きランニングウォッチのなかにはスマホのようなタッチスクリーンに対応したものも発売されています。
時計のほか、音楽再生やBluetoothでスマホへの電話着信・メール受信通知が可能なランニングウォッチもあり、機能的にはタッチスクリーンタイプのものがよりすぐれている傾向にあります。
先進的で見た目もかっこいい商品が多く、デザイン性や多機能といった点を重視するのであれば、タッチスクリーン対応のGPS付きランニングウォッチがよいでしょう。
Gセンサー機能
Gセンサー機能はGPS機能が働かない場所でも走行距離などを計測できる機能です。Gセンサー機能が付いていれば、雨の日など屋内でのトレーニングでGPS機能の使えない場合でも、ふだんと同じように利用できます。
そのため、屋内でのトレーニングも想定している場合はGセンサー機能が搭載されているかどうかもチェックするとよいでしょう。
ルートナビゲーション機能
GPS付きランニングウォッチのなかには、パソコンやスマホのマップでルートを作成し、そのデータをランニングウォッチにとりこむルートナビゲーションという機能が搭載されているものがあります。
本格的な地図のような精度ではありませんが、だいたいのルートをマップの形で表現してくれるため、はじめて挑戦するコースでは重宝する機能でもあります。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
GPS機能にくわえて、各種データを計測できる高機能ランニングウォッチを紹介しましたが、比較的安価なモデルを使っても距離や心拍数などの計測をおこなうことができます。
レースにむけて走行距離やトレーニングの強度を管理する場合は、よりわかりやすい形で自身の走行データを集めておくと、トレーニング状況がすぐにフィードバックでき、より質の高いランニングライフをめざすことができます。
測定の精度や測定項目など、目的とコストパフォーマンスに合わせて選択してみるといいでしょう。
目標をもってレースに挑むランナーやこれからレベルアップをめざす人も、ぜひ高機能のGPS付きランニングウォッチの購入を検討してみてくださいね。