2019年2月9日、新宿駅すぐ近くに大型のアメリカンフードホール「FOOD HALL BLAST! TOKYO」がオープンした(大阪にも同時オープン)。アメリカから初上陸のカスタムピッツァ「CUCINOVA(クチノバ)」を含む6つの最先端飲食店ブランドが集結していると聞いて、早速行ってみた。
開放感あふれるアメリカンな空間
JR新宿駅南口を出て、徒歩2分ほど。店内に入ると、6mあるという天井の高さもあり、とても開放的な雰囲気だ。「FOOD HALL BLAST! TOKYO」の基本的な営業形態は、日本でもおなじみのいわゆるフードコート。CRAFT(クラフト)CASUAL(カジュアル)COOL(クール)という3つの「C」をテーマに掲げており、こだわりのある手作り料理を、リーズナブルな価格でカジュアルに、そしてクールに楽しめる「食のアミューズメントパーク」なんだとか。
1階と2階、屋上の3フロアに分かれており、1階はひとりでも気軽に立ち寄ってキャッシュオンで楽しめるセルフスタイル。2階はiPadオーダーによる「クイックオーダーシステム」を採用しており、1階各店のおススメ料理をテーブルオーダーできるパブレストランスタイルとなっている。また、屋上は都心の夜空を見上げる最先端ルーフトップバーを完備しており、夏場はBBQも楽しめるようだ。
バリエ豊かなショップが勢ぞろい!
さて、早速店内を探索。まずは、1階中央にありピンクカラーも華やかなロゼスタンド「BAR LIT.」へ。常時30種以上のロゼワインやロゼスパークリングを提供しており、一杯500円から楽しめる。ロゼスパークリングを何杯か飲んだ後、赤ワインが飲みたくなってバーテンダーさんに訊いてみたら、なんとボトルを開けて注いでくれた。フラッと立ち寄ってそのままカウンターに長居してしまいそうな、なんとも気分の良いバーだ。
アメリカ・カリフォルニア発のカジュアル・メキシカン料理店「CHRONIC TACOS」は、 2018年3月に銀座にオープンした1号店に続いての国内2号店。料理はフルカスタマイズ・スタイルで、タコスの生地を選び、豊富なトッピングの中から好みの素材を選んで、タコスやブリトーを楽しめる。メイン食材は肉、魚だけでなく、肉抜きにもできるから、野菜をたっぷり食べたいヘルシー志向の方にもおススメ。
そして、日本初出店となるのが、アメリカ・オハイオ発祥のカスタムピッツァ「CUCINOVA」。24種類以上の具材と3種類のソース、4種類のチーズからお好みのトッピングをチョイスして作ることができるという、ピッツァ好きにはたまらないお店だ。職人が目の前の石窯で焼き上げたピッツァは、モチモチな生地にモッツァレラチーズ、ペパロニ、パプリカ、バジル、オニオン、ズッキーニ、ブラックオリーブ等々、好きな具材をたっぷりと乗せた贅沢な味わいに感激。焼き上がりも2分ほどと素早いのもポイントだ。
その他、1m30cmの特注グリラーで豪快に焼き上げる、ハラミやソーセージ、ジャークチキンなどの肉料理が食欲をそそる肉バル「BLAST BBQ」、関東初進出となるアメリカ・バージニア発カフェ「Greenberry's COFFEE Roastery CO.」、2階には樽生ワイン・樽生クラフトビール・樽生シードルのパブレストラン「DRAFT PUB Bevvy」といった、いずれもグルメファン垂涎のハイクオリティな店舗が勢ぞろい。
駅近ということもあり、仕事帰りにひとりでちょい飲みで立ち寄るのも良いだろうし、大勢でパーティータイムを楽しんでもよし。また、朝食やランチタイムで利用できる店もあるので、思い思いの自由な楽しみ方ができる「FOOD HALL BLAST! TOKYO」。新宿駅周辺を訪れたときには、是非足を運んでみてほしい。
●information
「FOOD HALL BLAST! TOKYO」
東京都渋谷区代々木2-7-12
営業時間:11~23時(フードLO.22時、ドリンクLO22時30分)
「Greenberry's COFFEE Roastery CO.」は7時~
「DRAFT PUB Bevvy」「BAR LIT.」は金・土のみ深夜営業予定
休:無