日本能率協会マネジメントセンターは2月19日、「法改正に伴う祝休日の変更と手帳・カレンダーに関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月、手帳やカレンダーを使用している全国の10~50 代の男女1,030 名を対象に、インターネットで行われた。
2018年12月の臨時国会で、2019年は「4月30日 国民の休日」「5月1日 即位の日」「5月2日 国民の休日」「10月22日 即位礼正殿の儀」が新たな祝休日となった。
そのことを知っているかどうか聞いたところ、「具体的な日付も含めて、すべて知っていた」と回答した人は16.2%に留まり、7割近くの人が「ゴールデンウィークが10連休になることは、知っていた(10月22日の変更は知らなかった)」(67.0%)と回答した。
一方、「10月22日(即位礼正殿の儀)が祝日となったことを知らない」と回答した人はトータルで約8割(76.8%)を占め、10連休というインパクトが大きいゴールデンウィークに比べて、低い認知度を示す結果となった。
紙の手帳やカレンダーの購入時、「祝休日の変更」が反映されている商品と反映されていない商品が売り場に混在している場合、どのように商品を選ぶかを尋ねたところ、7割以上の人が「祝休日の変更が反映されている正しい表記の商品を選ぶ」(76.5%)と回答。手帳やカレンダーにおいて、暦表記の正しさが重要視されていることが明らかとなった。