ゼネラルリサーチは2月21日、「プレミアムフライデーに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月9日~12日、全国の20~60代の有職男女1,258名を対象、インターネットで行われた。
2017年よりはじまった「プレミアムフライデー」だが、現在の認知度は91.3%。勤務先での実施率は10.7%と、1割程度であることがわかった。プレミアムフライデーの実施があった人に「良かった点」を聞くと、「プライベートが充実した」(39.7%)が最多に。
一方、プレミアムフライデーの実施がなかった人に「実施したら何がしたいか」と尋ねたところ、「趣味など自分の時間」(45.7%)や「友人・恋人・家族とのプライベート」(31.4%)に回答が集中した。
また、「実施しなくてもいい理由」を聞くと、「結局残業すると思う」(29.4%)が最多に。次いで「やりたい事がない」(29.2%)、「それなら休みたい」(19.2%)、「お金を浪費しそう」(10.0%)と続き、消費には繋がらないネガティブな意見が6割近くを占める結果となった。
次に、プレミアムフライデーを導入するにあたってどんな苦労があったのか聞いたところ、「残業・時間給などの労務対応」が39.0%を占め最多に。次いで「業務圧迫への対応」が26.5%と、業務自体への影響があったという回答が6割超を占める結果となった。