俳優の菅田将暉が21日、東京・渋谷のタワーレコード新宿店でアニバーサリーブック『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを 見ていた者が繕った何かはいつの日か 愛するものが造った何かのようだった。』(発売中 3,024円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。
同書は、菅田将暉の俳優生活10周年を記念したアニバーサリーブック。自身が語るロングインタビューはもちろん、菅田のことを良く知る太賀、二階堂ふみ、山田孝之、小栗旬らによる豪華企画もあり、菅田のこれまでの歩みが凝縮された一冊となっている。
菅田は同書の長いタイトルについて「そんな本があってもいいかなと。10年を記念した本でもあるので、この10年を一言で表すのは無理ですから(笑)。そういう意味では誰も覚えられないタイトルですが、僕は覚えています。言わないですけどね」と笑顔。同書には熱愛報道があった二階堂ふみとの企画もあり、「撮られまくった人と一緒に表に出られて本当にありがたく思っています。そこら辺は頑張って喋っていますよ。お互い仕事に集中して、今回は久々に再会できたので、うれしかったです」と二階堂に感謝しつつ、噂の真相は「僕らからしたら噂もクソもないですよ。友だちと仲良くして何が悪い? という感じですね。二階堂さんとは何もないし、友人だが友人とは違う距離感があります。家族というか仲間というか、クリエイターの世界で出会った人なので、そういう感じですね」と改めて否定した。
これまでの10年は「色んなことをさせてもらって楽しかったです。ちょっとずつ上がっている感じで、エレベーターでトントンというのではなく、一歩一歩歩んでこれたかなという気がします」と振り返りながら、思い出深いことについて「人との出会いじゃないですかね。色んな仕事場やプライベートで会っていく中で、色んな世界があるんだと思いました」と回答。俳優生活10周年ということで、今後の10年先を予想し「何しているんでしょうね。お芝居はできる限り続けたいなとは思いますけど、緊張感を持ちつつ、的確に作品を作っていければと思っています」と語った。
結婚についても触れ、「最近みんな結婚してきてますから、したいですけどね」と意欲的だったが、「今のところ全く予定はないです」とコメント。イベント前日には元AKB48・篠田麻里子の結婚報道もあったが、その話題を振られて「いいですよね。僕らも普通の人間なわけで、ああいうニュースを見るとそれぞれの人生を歩んでいるんだと思いました」と好意的に捉えている様子だった。