KADOKAWAはこのほど、育児コミックエッセイ『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 入学準備編』(税別1,100円)を刊行した。
著者のモンズースーさんは、長男を出産後にADHDと診断された。同書は、発達障害グレーゾーンの兄弟を育てながら、困難を乗り越えていく姿を描いたコミックエッセイ『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』シリーズの3巻目となる。
同書のテーマは「入学準備」。小学校への入学は、発達障害の子どもを持つ親にとって「進路の壁」を感じさせるという。同書では、モンズースーさんと子どもの1年にわたる準備期間を細やかに描いている。
内容は、「1学期中に集団の検査が始まること」「いざ小学校見学に向かうと各小学校の対応の違いに戸惑うこと」など。発達障害の子を持つ親、自分の子どももグレーゾーンかもと感じている親にとって、有益な情報も織り交ぜながら、家族の日常もつづる内容となっている。