駅やホテルでトイレの個室に入ったら温水洗浄便座がなくてガッカリ……。そんな悲劇がなくなるかもしれません。
一般社団法人日本レストルーム工業会は2月20日、パブリックトイレにおいて「温水洗浄便座」を設置してあることを示すシンボルマークを策定しました。便器から噴水のように水が出ているマークで、このマークがついていれば温水洗浄便座が設置してあるトイレだと一目でわかります。
あわせて洋式トイレ、和式トイレの設置を示すシンボルマークも策定されました。温水洗浄便座、洋式トイレ(洋風便器)、和式トイレ(和風便器)のシンボルマークは、日本工業規格(JIS Z8210、案内用図記号)に登録されています。
これらのマークは今後トイレ内のほか、施設案内板やパンフレット、Webサイトなど、幅広いシーンでの利用が見込まれるとのこと。インターネットで、「この駅やホテルのトイレは温水洗浄便座がある」なんて調べられたら便利ですよね。トイレは温水洗浄便座じゃないと落ち着かない、なんて人も多いはず。温水洗浄便座ファンの筆者からすると、一日も早い普及を願うばかりです。