東武鉄道は3月16日に予定している東上線のダイヤ改正に合わせ、同日から川越駅・川越市駅の発車メロディを川越出身の音楽家・菅野祐悟氏作曲の発車メロディに変更する。
発車メロディは全部で4種類あり、川越駅では「歴史と彩り」をコンセプトに、1番線ホーム(池袋方面)では「人の優しさ・小江戸感」、2番線ホーム(小川町方面)では「旅の楽しみ・期待感」を演出する。川越市駅では「ふるさと」をコンセプトに、1・2番線ホーム(小川町方面)では「ふるさとへの思い」、3・4番線ホーム(池袋方面)では「出かける人を応援」する思いをそれぞれ表現する。
これらの楽曲はいずれも、映画、テレビドラマ、ゲームなどあらゆるメディアの音楽を手がける菅野氏が発車メロディのために作曲したオリジナル曲。菅野氏は東武鉄道を通じて、「川越で過ごした頃に思いを馳せながら、観光で来られる方々には歴史香る川越のイメージを、地元の方々には応援のメッセージをお届けできるよう作曲しました」とのコメントを発表している。
新たな発車メロディは、3月16日10時27分に川越駅2番線ホームから発車する「川越特急」小川町行から使用開始。川越駅1番線ホームと川越市駅も順次変更される。
菅野氏は3月16日に運行開始する「川越特急」の車内チャイムも制作した。故郷・川越への思いを表現したオリジナルメロディで、始発駅の停車中と発車後、到着時の自動放送の前に約10秒間流れる。池袋駅10時0分発の「川越特急」小川町行から使用開始する。