JR西日本は18日、北陸新幹線における携帯電話通信サービス区間を延長し、2月22日に糸魚川駅から新親不知トンネル東側まで、3月15日に峰山トンネル西側から糸魚川駅まで新たにサービスの提供を開始すると発表した。
同社はより多くの利用者に北陸新幹線を選択してもらえるように、輸送サービスの品質向上をめざし、携帯電話の不感地帯の解消に取り組んでいる。現在、北陸新幹線の同社管轄の区間のうち、新親不知トンネル西側から金沢駅までサービスを提供している。
今回、サービスの提供が発表された峰山トンネル西側から新親不知トンネル東側までの区間は、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクとJR西日本が共同で整備を進めていた区間であり、「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用した工事とのこと。なお、北陸新幹線の上越妙高駅から峰山トンネル東側までの区間も現在、対策工事を実施している。