道南いさりび鉄道は3月9日、運行開始3周年を記念した企画列車「おでん列車」を運転する。函館~木古内間を往復するキハ40形「ながまれ号」の車内で、地元の味覚を味わうモニターツアーとして実施される。
往路の上磯駅では、駅前商店会有志による懐かしいホームでの立ち売りを再現。矢不来駅では、はこだて和牛を使ったおでんとホッキの海鮮丼を提供する。木古内駅で一旦下車し、旅行雑誌の道の駅ランキング(2018年)で道内総合1位に輝いた道の駅「みそぎの郷きこない」に立ち寄る。
復路出発時には、道の駅内のイタリアンレストラン「どうなんde’s」のデザートを受け取る。木古内~茂辺地間の車内では、地元で活動する講釈師、荒到夢形さんによる沿線情報を盛り込んだ講談を上演。茂辺地駅ではホームを手作りキャンドルでライトアップし、参加者を出迎える。
旅行代金は大人・こども同額で1人5,000円。モニターツアーのため、参加できるのは木古内町・北斗市・函館市在住者のみ。定員30名で、定員に達し次第、締切となる。