アイドマ・ホールディングスはこのほど、「在宅ワークに関する実態調査」の結果を明らかにした。同調査は2019年1月28日~2月1日、在宅ワークに特化した求人サイト「ママワークス」会員300名を対象にインターネットで実施したもの。
在宅ワーカーになったきっかけを尋ねたところ、「子どもが小さいから」(39.3%)が最も多く、「介護と育児、家事の両立のため」(16.3%)が続いた。「夫の転勤が多く同じ場所で長く働くことができない」(4.7%)、「夜間も働きたかった」(4.0%)という回答も見られた。
「今までの働き方」と「在宅での働き方」の違いについて聞くと、「通勤時間がなくストレスがない」(52.0%)、「自分の体調に合わせて働ける」(35.0%)が多くを占めた。
在宅ワークの主な業務内容について尋ねると、「データ入力・情報収集」(29.3%)が最も多かった。次いで「ライター」(13.7%)、「モニター」「グラフィックデザイナー」(各7.0%)、「コールスタッフ」(5.7%)となっている。
在宅ワークのメリットについて聞いたところ、「時間の有効活用」「服装や休憩のタイミングが自由」「人間関係に悩まない」「仕事を選べる」といった回答が目立った。デメリットでは、「オンオフが切り替えにくい」「収入が不安定」「スケジュール管理が大変」「コミュニケーションが減る」という回答が多かった。
在宅ワークで得ている年収について聞くと、「100万円未満」(85.0%)が最も多く、「100万円以上150万円未満」(6.7%)、「200万円以上」(5.3%)、「150万円以上200万円未満」(3.0%)と続いた。