大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』(2016年)のハリウッド版実写映画の監督が、『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブに決定したことが15日、明らかになった。

  • マーク・ウェブ監督

    マーク・ウェブ監督

東宝がパラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めているハリウッド版実写映画は、バッド・ロボットのJ・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当し、脚本は『メッセージ』で2017年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手がける。そして、アニメ版映画の川村元気プロデューサーが今作でもプロデューサーとして参加している。

川村プロデューサーは「『君の名は。』のハリウッドでの実写映画化において、われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています。『(500)日のサマー』に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。プロデューサーにJ・J・エイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています」とコメントしている。

ハリウッド版では、田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆく・・・。

なお、製作スケジュール、公開日、タイトル、キャストは未定。

  • 『君の名は。』

(C)2016「君の名は。」製作委員会