俳優の窪田正孝が、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『ラジエーションハウス』(毎週月曜21:00~)で、月9初主演を務めることが14日、分かった。ヒロイン役で、女優の本田翼が出演する。
このドラマは、『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックが原作。窪田演じる五十嵐唯織は、写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後に帰国し、ヒロインの甘春杏(本田)が放射線科医として勤務する甘春総合病院で働き始めることになる。
窪田は「今回、初めてとなる月9の主演にお声をかけていただき大変光栄に思います」といい、「唯織の真っすぐな感性、技師としての才能、憧れの杏への気持ちを、彼に寄り添いながら体現できればと思っています。4月にふさわしい爽やかなドラマを、“ラジハ”メンバーで築き上げていきたいです。よろしくお願い致します」とコメント。
本田は「初の医者役、そして命に携わる物語なので重みや責任を感じています。またこれまで放射線科医の方に直接お会いした経験がないので事前に勉強をし、撮影に臨みたいと思います」と意気込み、「原作は読み進めていく度にいろいろな発見がありましたので、新しいタイプの医療ドラマをお届けできるのではないかと思っています」と期待を示した。
フジテレビの中野利幸プロデューサーは、窪田について「原作のイメージにまさにピッタリで、天才的な主人公を演じてほしいと思います。出演をオファーした際に“月9で主演を務めるのが念願だった”と伺い、窪田さんは30歳という節目の年齢ですので、運命を感じました」、本田については「最近、女優として脂が乗っているので、魅力的なヒロインを演じていただけると思いました。この役を通してさらに光り輝いてほしいです」と話している。
脚本は『グッド・ドクター』『好きな人がいること』などを手がけた大北はるか氏。演出は『HERO』シリーズや現在公開中の映画『マスカレード・ホテル』などの鈴木雅之氏。中野プロデューサーは「月曜日からスカッとできるドラマを提供します。“鈴木演出”で化学反応を起こしてくれると思います!」と自信を語っている。