ニコンイメージングジャパンは2月14日、ニコン FXフォーマット対応の超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」を発表した。4月に発売する。価格は169,500円(税別)。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、ニコン Zマウントを採用する焦点距離14mm~30mmの広角ズームレンズ。2019年1月に海外発表されていたレンズで、このたび日本でも発売が決まった。高い光学性能を持つ「S-Line」に高性能レンズに位置づけられる。
レンズ構成は12群14枚で、光学系にはEDレンズ4枚と非球面レンズ4枚を採用する。ゴーストやフレアを抑えるレンズ反射防止コーティング「ナノクリスタルコート」を施した。超広角レンズでありながら、レンズ先端へのフィルター装着もサポートする。
光学性能と携行性を両立するため、本体はコンパクトに設計したという。ボタンレスな沈胴機構によって、携行性を高めた。コントロールリングには、M/A、絞り値、露出補正などを割り当てられる。このほかの仕様は以下の通り。
- 絞り形式: 7枚(円形絞り)
- 最大絞り: F4
- 最小絞り: F22
- 最短撮影距離: 撮像面から0.28m(ズーム全域)
- 最大撮影倍率: 0.16倍
- アタッチメントサイズ: 82mm
- 最大径: 約89mm
- 長さ: 約85mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)
- 重さ: 約485g