ニコンイメージングジャパンは2月14日、フルサイズミラーレス用の大口径標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」を発表した。発売は4月の予定で、価格は305,500円(税別)。
開放F値2.8固定の大口径標準ズームで、高い光学性能を持つ「S-Line」に属する高性能モデル。レンズマウントはニコンZマウントで、焦点距離は24~70mm、開放F値はF2.8。レンズの長さは約126mmで、ニコンFマウントの標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」と比べると28mmほど短くした。
レンズ構成は15群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ4枚)で、ゴーストやフレアを抑える「ナノクリスタルコート」や、新開発の反射防止コーティング「アルネオコート」を採用する。
鏡筒部分にはコントロールリングを搭載し、絞り値や露出補正などの機能を割り当てられる。レンズにはフォーカスリングやレンズFnボタンなども装備する。絞りや撮影距離などの撮影情報を確認できる「レンズ情報パネル」も搭載する。その他の仕様は以下の通り。
- 絞り形式: 9枚(円形絞り)
- 最大絞り: F2.8
- 最小絞り: F22
- 最短撮影距離: 0.38m(ズーム全域)
- 最大撮影倍率: 0.22倍
- フィルター径: 82mm
- 最大径: 約89mm
- 長さ: 約126mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
- 重さ: 約805g