富士フイルム、4K動画も撮影できるタフネスカメラ「FinePix XP140」

富士フイルムは2月14日、アウトドアスポーツやレジャーシーンに適したデジタルカメラ「FinePix XP140」を発表した。イエロー / スカイブルー / ダークシルバーの3色を用意し、3月下旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は27,500円前後(税別)。

タフネスカメラ「FinePix XP140」のイエロー

スカイブルー

ダークシルバー

FinePix XP140は、水深25mまで潜れる防水性能、高さ1.8mからの落下に耐える耐衝撃性能、-10度までの耐寒性能、砂やほこりの侵入を防ぐ防塵性能という4つの堅牢さを備えたタフネスデジタルカメラ。防塵・防水はIP68に準拠する。本体グリップが滑りにくくなっているほか、電池の蓋はダブルロック構造になっているなど、アクティビティシーンで使いやすいよう考慮されている。

撮像素子には、有効画素数1,635万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー(原色フィルタ)を採用した。レンズはフジノン光学式5倍ズームレンズで、焦点距離は28mm～140mm相当(35mm判換算)、開放F値はF3.9(広角)～F4.9(望遠)。光学式手ブレ補正機能も搭載する。液晶モニターは92万画素の3.0型サイズ。

撮影機能の豊富さも特徴だ。画面内の被写体を自動で認識し追従する「主要被写体認識」機能や、瞳を自動検出してピントを合わせる「瞳AF機能」、笑顔の瞬間を撮影する「スマイルシャッター」、顔が正面に向いた瞬間を撮影する「フェイスオートシャッター」などを用意する。

また、写真中心部の明るさや彩度を強調する「リッチ&ファイン」や、幻想的な写真を撮影できる「モノクロ(近赤外風)」など、計17種類のフィルタを使用可能だ。

4K / 15Pでの動画撮影に対応するほか、最高4倍のフレームレートでスローモーション動画を撮影できる「HDハイスピード動画」も備えた。本体はBluetooth 4.1をサポートし、撮影画像をスマートフォンやタブレットなどに自動転送することが可能。転送には無料アプリ「FUJIFILM Camera Remote」を使用する。

主な仕様は、以下のとおり。