グローバルウェイは2月14日、「労働時間の満足度が高い業界ランキング」を発表した。同調査では2016年4月1日~2018年3月31日に、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」にユーザーから評価が寄せられた企業を抽出し、業界別に「労働時間の満足度」評価(5点満点)の平均値を算出した。
労働時間の満足度が高い業界の1位は「医薬品」(3.37点)。「研究所の正社員のほとんどが裁量労働制を選択しているので、勤務時間は基本的に自身で決めているし、残業も自己管理している」(アステラス製薬/研究開発/30代前半女性)などの声が寄せられている。
2位は「リース・消費者金融・クレカ・信販」(3.36点)。「残業は直属上司への申告制で19時までであれば許可されることが多いが、それ以降は人事部への申請が必要。PCログを勤怠システムでチェックしており、30分以上の乖離があるとコメント入力が必須となる」(三菱UFJニコス/プロジェクトマネージャー/40代後半男性)といった口コミがみられた。
3位は「電気・ガス」(3.34点)。「ガス小売全面自由化に伴い、会社全体として業務効率化を意識した残業時間削減に取り組んでいる」(東京ガス/技術関連職/20代後半男性)などのコメントがあがっている。
以下、4位「銀行」(3.31点)、5位「非鉄金属」(3.29点)、6位「化学」(3.25点)、7位「輸送用機器」・「ガラス・土石製品」(各3.23点)、9位「電気機器」(3.22点)、10位「証券」(3.21点)と続いた。
一方、満足度が最も低かったのは「建設」(2.60点)。次いで「パルプ・紙」(2.68点)、「不動産」・「陸運」・「倉庫・運輸関連」(各2.71点)となった。