映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)が、興行収入12億円を超えたことが14日、明らかになった。
同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。
1月25日より封切りとなり、初週興行成績は金土日の3日間で動員数263,398人、興行収入339,218,900円とヒットスタートを切った同作。2月13日には、興行収入12億円を突破(1,203,128,900円)し、観客動員数952,808人と、順調に数字を伸ばし続けている。
口コミの核となっているのは、衝撃のサスペンスの中で“主人公”となる12人の未成年たちそれぞれが抱える“死にたい理由”。現在SNSでは「命の大切さを知れた。思っていたのと違う意味でもヤバイから親世代にも観てもらいたい」「サスペンスだけど、青春映画の領域にあるかもしれない」「この作品の伝えたいことは、10代の子達はもちろん、大人も共感できる」「死にたい理由、悩みに大きいも小さいもない。深くていい話なんだけど、いいところ、全部ネタバレだからとにかく観てもらいたい」などの意見が書き込まれている。
(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会