女優の松本穂香が、あす15日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に登場する。
松本は冒頭から、ともにゲスト出演するお笑いコンビ・銀シャリの橋本直の大ファンだと言い、橋本の切り返し方やツッコミがいかに素晴らしいかを熱弁。実際に松本がボケてみると、橋本はすばやくツッコミを入れ、その瞬発力と的確さに、大喜びする。
すると、橋本からツッコまれる快感を味わいたいとばかりに、全力解説員の齋藤孝氏、岸博幸氏がボケ始めるという展開に。それに対しても、橋本は即座に返し、メインキャスターのアリタ哲平(有田哲平)と解説員たちは、橋本の言葉のセンスに感心しきりだ。
今回のテーマは「SNSとコミュニケーション不足の関係性」。SNSの発達により、顔を合わせてのコミュニケーションが不足しがちな現代では、対人関係でピンチに陥った時にうまく返せないと悩む人が増えているという。番組では、街の人にインタビューを行い、対人関係で困ったシチュエーションについて調査。ケースごとにどう乗り切ればいいのかを、対人コミュニケーションに詳しい会計士・コンサルタントの森井じゅん氏が特別解説員としてコメントしていく。
松本は「言いたいことはSNSで言っている」と、生のコミュニケーションが不足していることを打ち明ける。森井氏によると、会話のプロであるお笑い芸人の手法をお手本にするべきだということで、スタジオでは“女性からセクハラと言われた時の対応”を実演。松本がセクハラを受けたと主張する部下にふんし、岸氏、齋藤氏、橋本が上司として適切な答え方ができるかをやってみるが、岸氏、斎藤氏の対応に、セクハラされた部下になりきっている松本は不機嫌になってしまう。
一方、橋本がセクハラと言われた時の対処を披露すると、松本は「興奮します!」とテンション急上昇。見守っていたアリタと解説員たちも、称賛を惜しまない。橋本は「15年ぐらいやってるけど、ここまでほめられたことがない」と戸惑い、“ほめ殺し”状態に。次第に追い詰められていった橋本は…台本にもなかった想定外の結末が待ち受けていた。
収録を終えた松本は「収録前からド緊張でした(笑)。収録中も、とにかく汗がたくさん出ました…。番組全体がコントになっているとお聞きしていたので、私は何も間違えちゃいけないんだと、すごくドキドキしました。笑っちゃいけないと分かっていたんですけど、後半は笑ってしまいました(笑)」と感想。大阪出身でコントには興味があったと言うが、「いざ挑戦してみると、こんなに難しいんだと実感しました。今回は、とても良い経験をさせていただきました」とコメントした。
この習得は、有田の誕生日の翌日で、松本の誕生日の前日ということで、スタジオではお祝いもされ、「まさか、私の花束まで用意してくださるとは思っていなくて…本当にうれしいサプライズでした!」と驚いたそう。「最後は、誰も予想しなかった展開になったので、そのあたりを楽しんでいただけたらと思います。最初はいなかった人が、最後に登場しています(笑)。私としては、お芝居の方を頑張りましたので、そこを見ていただきたいです」と見どころを語っている。
(C)フジテレビ