日本証券業協会は2月13日、「お金のセンス」を測るWebテストの結果を発表。同調査は2018年8月1日~11月20日、同協会と東京大学教養学部教養教育高度化機構ブランドデザインスタジオとの共同取り組みによる「100年大学 お金のこと学部」にて実施し、男女3万8,359名(男性2万8,609名、女性9,750名)の回答を得た。

「お金のセンス」とは、自分のお金のセンスを測ることができるテストコンテンツで、お金の歴史や価値など、お金にまつわる10問の問題で構成されたテスト。正答率と解答スピードに基づいて自身のお金のセンスが数値化され、お金に対する理解度がレーダーチャートで表示されるほか、全国ランキングも知ることができるというもの。

  • 「お金のセンス」受験結果(男女・年代別)

    「お金のセンス」受験結果(男女・年代別)

テストの結果、男性の平均点は71.07点、女性は63.55点となり、男性の方が7.52ポイント高い結果となった。

年代別でみると、30代(71.26点)が最も高く、次いで40代(70.99点)、50代(69.59点)と続いた。

  • 47都道府県「お金のセンス」受験結果TOP10

    47都道府県「お金のセンス」受験結果TOP10

47都道府県別ランキングでは、1位「島根県」(72.20点)、2位「沖縄県」(70.97点)、3位「静岡県」(70.77点)という結果に。また、平均点の高い10県を色付けすると、西日本に集中しており、お金のセンスは西高東低という結果になった。

1位に輝いた島根県民の結果をみると、女性は堂々の全国1位に輝き、男性も4位にランクインした。また、貨幣の歴史について問う「お金の歴史学」(17.4点)、お金の使い方について問う「お金の行動経済学」(点)、賢い投資運用について問う「投資の制度論」の3項目で15点(20点満点)を超えたほか、5項目中4項目で全国平均を上回った。

なお、全国のランキング結果は以下のとおり。

  • 47都道府県「お金のセンス」ランキング

    47都道府県「お金のセンス」ランキング