アイ・オー・データ機器は2月13日、Quantum dot(量子ドット)技術を採用する31.5型液晶ディスプレイ「LCD-AD191SE」を発表した。2月下旬より発売する。価格はオープンで、直販価格は59,184円。
Quantum dot技術により色の再現性が高く、Adobe RGBカバー率99%、sRGBカバー率100%の広色域に対応。グラフィック系のクリエイティブ作業に適したモデルとなっている。解像度は2,560×1,440ドットの非光沢(ノングレア)で、視野角の広いADS液晶パネルを使用している。
本体デザインは、上と左右のフレームが3mmと細く、マルチディスプレイ環境にしてもすき間が目立ちにくい。液晶パネル自体も薄く、本体も薄くデザインされている。スタンドにはスマートフォンをたてかけられるスリット入り。
高画質機能としては、低解像度の映像をくっきり表示する「超解像技術」、映像にメリハリを付けて鮮やかにする「エンハンストコントラスト」、映像を自動判別して最適な明るさにする「CREX」などを搭載。画面モードは、Web、あざやか、オフィス、標準、ゲームの5種類から選べる。眼精疲労対策機能は、ちらつきのない「フリッカーレス設計」、5段階でブルーライトを調整できる「ブルーリダクション2」などを搭載。
そのほか主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(CREXレベル2設定時12,000:1)、応答速度が8ms(オーバードライブレベル2設定時3ms、GTG)。2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵する。
映像入力インタフェースは、HDMI×3、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度は上20度・下5度。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズは約W713×D221×H497mm、重さは6.8kg(スタンドあり)。