パナソニックは2月13日、業務用レベルの急速冷凍を実現する「クーリングアシストルーム」を搭載した冷凍冷蔵庫を3モデル発表した。容量別に、650Lの「NR-F655WPX」、600Lの「NR-F605WPX」、550Lの「NR-F555WPX」を用意し、3月20日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はNR-F655WPXが430,000円前後(税別)、NR-F605WPXが410,000円前後(税別)、NR-F555WPXが370,000円前後(税別)。
パナソニックの冷凍冷蔵庫は、チルドより低温の約-3度で食材を保存し、食材の鮮度を1週間保つという冷蔵室の「7daysパーシャル」が特徴。今回のモデルでは、冷凍室に新開発の「クーリングアシストルーム」を搭載。クーリングアシストルームには、専用ダクトと専用ファンを備え、約-30度の冷気「集中シャワー冷却」で食材を凍らせる。凍結スピードは通常の冷凍室(2018年モデル「NR-F604WPX」の場合)と比べて約5倍で、業務用レベルの急速冷凍を実現する「はやうま冷凍」が可能となった。
クーリングアシストルームは「冷ます」「急冷」「急凍」の3モードを備え、1分単位で時間設定も可能。家庭でも、料理の「あら熱取り」や「下味つけ」が効率的に行えるという。
無線LANにも対応。専用アプリ「Cool Pantry」と連携することで、スマホからクーリングアシストルームの冷却モードを設定したり、エコナビの運転状況を確認したりできる。製氷が完了したときや給水タンクが空になったとき、扉を閉め忘れているときなどはスマホに通知が届く。
カラーは、オニキスミラー、ミスティスチールグレー、フロスティロイヤルホワイトの3色。
NR-F655WPXの本体サイズは、W750×D745×H1,828mm。定格容量は650Lで、食品収納スペースの目安として冷蔵室が257L、野菜室が97L、冷凍室が86L、製氷室が7L、クーリングアシストルームが17L。
NR-F605WPXの本体サイズは、W685×D745×H1,828mm。定格容量は600Lで、食品収納スペースの目安として冷蔵室が235L、野菜室が89L、冷凍室が78L、製氷室が5L、クーリングアシストルームが17L。
NR-F555WPXの本体サイズは、W685×D699×H1,828mm。定格容量は550Lで、食品収納スペースの目安として冷蔵室が212L、野菜室が81L、冷凍室が72L、製氷室が4L、クーリングアシストルームが15L。