プラネックスコミュニケーションズは2月13日、ネットワークカメラの新製品「スマカメ2 アウトドア CS-QS30」を発表した。価格はオープンで、予想実売価格は税込み24,800円前後。2月15日より発売する。
簡単に使えるネットワークカメラ「スマカメ」シリーズの新モデル。イメージセンサーはソニー製のCMOSセンサー「IMX323」を搭載し、月明かりや街路灯など、0.1ルクスの照明があれば夜間でもカラー撮影できるようにした。赤外線を照射しないムーンライトモードでは、ガラスに赤外線が反射することなく、窓越しでの暗所撮影が行える。赤外線を使った暗視モードも備える。画角は対角130度 / 垂直76度 / 水平103度で、撮影距離は30cm~。
IP65等級の防水/防塵性能を備え、屋外への設置にも対応する。10BASE-T/100BASE-TX有線LANでの接続が可能で、有線LANはPoE(Power over Ethernet)受電に対応。有線LANケーブルはテープと併用することで防水仕様になる。電源用のUSBコネクタも防水設計。
2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n無線LAN接続もサポートする。外部アンテナを標準で装備するので、無線LANの届きにくい屋外でも安定した通信を可能としている。ただし、有線LANと無線LANは排他利用。常時録画のほか、動体検知による自動録画/通知機能も備え、本体にはマイクとスピーカーを内蔵し、カメラ前にいる人との会話にも使える。
記録メディアには最大256GBのmicroSDメモリーカードを利用可能。撮影解像度は1080pで、動画形式にはH.265を採用。スマートフォンアプリとの連携が可能で、有料オプション「スマートプレイバック」では、動体検知などで自動録画された映像を検索/再生できる。Windows専用アプリ「スマカメPro」では、複数台でのモニタリング / 録画 / 再生が可能。本体サイズは約W80×D50×H05mm、重量は約187g。