マイボイスコムは2月12日、「インターネットバンキングの利用」に関する調査結果を発表した。調査は1月1日~5日、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで行われ、1万603件(男性5,706名、女性4,897名)の有効回答を得た。
インターネットバンキングの利用経験について聞いたところ、「現在利用している」人は63.1%、過去に「利用したことがある」が7.2%と、インターネットバンキングの利用経験率は70.3%という結果に。主に、「口座情報の照会・明細の確認」(82.5%)や「振り込み・送金」(78.1%)のサービスを利用している人が多く、それぞれ8割近くとなった。
現在利用者の利用銀行は、「楽天銀行」(51.4%)がトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」などが各2~3割で続く。
最頻利用インターネットバンキングについて「満足」の比率をみると、住信SBIネット銀行主利用者、ソニー銀行主利用者、三菱UFJ銀行主利用者などで各30%台。「満足」「やや満足」をあわせた、満足している人の比率を見ると、住信SBIネット銀行主利用者、ソニー銀行主利用者で各8割強となった。
インターネットバンキング選定時の重視点は、「手数料が安い(または無料)」が利用経験者の67.8%、「信頼できる」「銀行に取引口座がある」「24時間リアルタイムで利用が可能」が各4割弱。「セキュリティ対応が充実している」「信頼できる」などは、高年代層でやや比率が高い傾向だった。
今後の利用意向については、「積極的に利用したい」(25.2%)、「まあ利用したい」(43.2%)と、計68.4%に利用意向があることが明らかに。
インターネットバンキングを利用したい機器(複数回答)を聞いたところ、「パソコン」(85.3%)が最も多く、次いで「スマートフォン」(36.6%)、「タブレット端末」(9.5%)と続いた。
「パソコン」は年々減少傾向にあるのに対し、「スマートフォン」は年々増加傾向となっており、特に、若年層での比率が高く、10代20代女性では7割、30代女性および10~30代男性では5~6割であることがわかった。