アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が12日、都内で行われた主演ミュージカル『ハル』の製作発表会見に、共演の北乃きい、七五三掛龍也(Travis Japan)、今井清隆とともに登場した。
同作は関西テレビ放送開局60周年記念の節目に制作されるオリジナル・ミュージカル。小さな田舎町に住む高校生・ハル(薮)は、子供時代に患った大病を乗り越え、母・千鶴と共に暮らしている。本音を話せる友人もおらず、虚しい日々を過ごしていたハルだが、ボクシングに夢中になっている少女・真由と出会いボクシングジムに通うように。少しずつ自分の人生に向き合い始めたハルに、試練が訪れる。
ボクシングシーンも入ってくるため、トレーニングを行なっているという出演者陣。薮は「少しずつ自分の体が変わっていくという過程を見ていくのが楽しみ」と語り、「体脂肪が13%くらいなので、本番までになんとか一桁にできたらと思っております」と目標を明かす。
しかし、体幹を中心に鍛えているという北乃が「1日5時間くらい。スッキリします。すごい気持ちいいです」とトレーニング時間を明かすと、薮は「僕はボクシングが週1、パーソナルでいかせていただいてるのは週2〜3で、1回2〜3時間なので、5時間と聞いてびっくりして。もっとやらなきゃいけないのかな」と驚いていた。
楽屋ではHey! Say! JUMPのメンバーが体の変化に触れてくれることがモチベーションになっているというが、誰が一番評価してくれるか聞かれると「八乙女光です」と即答。「僕のことが大好きらしくて、事あるごとに『腕太くなったね』『なんかいいじゃん』ってすごい褒めてくれる」と語る。「一緒に身長も伸びて、一緒に年をとって、一緒にいろんなことをしているので、体の変化には一番気づいてくれるんじゃないか」と分析した。
また、雑誌『anan』で表紙を務める高木雄也もいるため、グループ内で食事制限などが流行っているというが、「他のメンバーも、コンサートツアーの時に白米から玄米に変えてくれたり、鶏肉中心のメニューに変えてくれたり、付き合ってくれて、愛という絆を感じてます」と明かし、「自分たちで言うのも変ですけど、いいグループだな〜と思いますね。客観的に」とグループ愛を見せた。
後輩である七五三掛は、薮と身長差や年齢差があるために「最初、本当に幼馴染に見えるのかという不安がありましたが、克服できそうです」と急に自信を見せる。薮が「タメ口でもいいよ」と促すと、七五三掛は「よっ」と挨拶し、北乃が「そういうやつ!?」と驚く場面も。座長である薮に、七五三掛が「毎日、ご飯よろしくお願いします」と頼み、「オムライスと、サムギョプサルと、もんじゃと、お好み焼き」と好きな食べ物を羅列すると、薮は「食事制限してる僕に! 今は、水炊きがいいかな。あとは、焼き鳥とか」と鶏肉中心のメニューを提案。七五三掛は「焼き鳥でよろしくお願いします」と答え、水炊きについてはスルーしていた。
東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて、2019年4月1日~14日。大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 2019年4月22日〜28日を予定している。