俳優の上川隆也が、24日(21:00~23:05)に放送されるテレビ朝日系ドラマ特番『遺留捜査スペシャル』で、オーケストラの指揮者に初挑戦する。
上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。殺された男の自宅からは高級バイオリンや大粒のダイヤモンドも発見され、その後、宝石店襲撃事件との関わりも浮上。遺留品の“連鶴”の折り紙を糸口に、糸村が事件の真実に迫っていく。
糸村が指揮に挑戦するのは、気鋭の指揮者・姫野剛志(村上淳)に事情を聴くため、音楽ホールでリハーサル中の彼を訪ねたシーン。好奇心のままステージの譜面台に置いてあった指揮棒を手にした糸村は、実際にオーケストラの指揮を執ることになる。
上川は「これまでも糸村はいろいろなことに挑んできたので、台本を読んだとき、特に大きな驚きはなかったです」と語りつつ、「ただ自分が指揮棒を振る、と視点を置き換えてみたとき、『どうしたもんだろう……?』とは思いました」と振り返る。
初めて指揮棒を持ったという上川は「やはり自分の一挙手一投足にみなさんがついてきてくださるのは存外の気持ちよさでした」と明かし、「おそらく指揮のシーンは物語の中のひとつの見せ場になるだろうと考えて挑んだのですが、本当に体験できてよかったと思える瞬間でした」とご満悦の様子だった。