3月22日よりWOWOWライブでスタートするWOWOWオリジナルドラマ『虫籠の錠前』(毎週金曜 22:00~ 全8話※第1話は無料放送)の先行上映&トークイベントが9日、都内で行われ、ダブル主演の鈴木拡樹と清原翔、豊島圭介監督が出席した。
『バッカーノ!』や『デュラララ!!』シリーズなど話題作を次々と発表している人気作家・成田良悟の完全オリジナルストーリーを鈴木拡樹と清原翔のダブル主演でドラマ化。不器用だが闘争だけは最強のカゴロク(鈴木拡樹)と口先だけで裏社会を渡るナナミ(清原翔)がコンビを組み、様々な事件を解決するという異能力バトルアクションサスペンスドラマに仕上がっている。
カゴロク役の鈴木が「こんなに優しい人間がいたら良いなと思いました。純粋に彼のファンになりましたね」と演じたキャラクターを気に入ったようで、豊島監督から「今まで演じたことのない野生児のように」という指示を受けて「自分で間違っていると思ったプランを積極的にやれば監督が止めてくれるだろうと(笑)。だから積極的に地雷を踏みに行く、その繰り返しでしたね」と振り返った。
鈴木とバディを組むナナミ役の清原は、豊島監督から「ルパン三世みたいな感じのキャラクターなので、(清原が持っている)モジモジした感じを取り除くように」と言われたそうで、「結構こういう人間なので、ナナミみたいな役はハードルを越えないとやれません。そこは確かに正解でしたね」と豊島監督の指摘に感謝しつつ、「ナナミになりたいという一心で近づいていきました。それ以外は何もなかったですね」とやり切った様子だった。
鈴木と清原は、同ドラマで凹凸コンビを演じているが、2人は同ドラマが初共演。お互いの印象を問われ、鈴木が「波長が合うというか、干渉しすぎないタイプなので居心地は悪くなかったです。そんなに会話がなかったかもしれませんが、僕は色々清原くんに対して言葉にならなくても頭の中で完結してました」と息はぴったりだったよう。清原は「僕はちゃんと受け取ってましたし返してましたよ」と振り返りつつ、豊島監督から「楽屋でシーンとご飯食べてたよね。話していたんだ? テレパシーで会話する仲だから(笑)」と言われて苦笑いを浮かべていた。