落語家の春風亭昇太が、17日に放送されるTBS系日曜劇場『グッドワイフ』(毎週日曜21:00~)の第6話に、最強最悪の車椅子弁護士役で出演することがこのほど、明らかになった。

  • 春風亭昇太

    三栗谷剛を演じる春風亭昇太

多田(小泉孝太郎)が賠償金15億円が見込める大企業相手の健康被害に対する集団訴訟の代理人に。多田が3年かけて築き上げてきた案件だったが、それを一瞬にして奪おうとする男が現れる。それが、車椅子に乗った弁護士・三栗谷剛(春風亭昇太)だ。病気により車椅子生活を送っている立場を巧みに利用して「みなさんの気持ちがわかる」と被害者たちに取り入っていく。また、次々と用意周到な手を打ち、杏子(常盤貴子)と多田のペースも乱す。どちらを代理人に立てるか、被害者たちの多数決をとることになり、争うことに。そんな中、訴える相手企業と三栗谷がつながっている可能性が浮上して・・・。

三栗谷剛を演じる春風亭昇太は、『下町ロケット』『小さな巨人』に続いて日曜劇場枠に3作目の登場。三栗谷は脳梗塞の後遺症で車椅子を使用して弁護活動を行っている。いつもニコニコ笑顔で被害者の立場に立って訴えかけるが、裏では社会的弱者という立場を利用して汚いやり方も厭わない、杏子たちにとってはやりにくい“食えない”人物。果たして三栗谷の正体を暴くことができるのか?

春風亭昇太は、3作目の日曜劇場出演に「大概、TBSに呼んでもらうと感じ悪い人の役が多いんです。なので、いつもそのあとは一旦下がった好感度を上げるために頑張っています(笑)。でも悪い人の役をいただくと、楽しいですね」と冗談交じりにコメント。そして、「言ってみたら、三栗谷は車椅子であることを最大の武器にしている人なんです。でも車椅子に限らず、人は生きていく上でいろんなものを利用しながら暮らしています。会社だったり、先輩だったり、組織だったり・・・。車椅子の三栗谷が特別なのではなく、いろんな立場の人と共通していると思うんです。ですから、見ている方には三栗谷気分になって見てほしいですね」と話している。

(C)TBS