JR東海は8日、富士川地域・身延線沿線観光振興協議会とタイアップし、四季折々の自然が楽しめる身延町を訪れる際に便利な身延線の臨時急行「しだれ桜の里 みのぶ」号を3月23日に運転すると発表した。
臨時急行「しだれ桜の里 みのぶ」号は、3月23日に開催される身延駅スタートのさわやかウォーキングに合わせて運転。往路の車内では身延町の望月町長による観光案内と地元からのノベルティのプレゼント、身延駅では地元マスコットキャラクターの出迎えや万灯囃子のおもてなし、JR東海の乗務員によるおもてなしが用意されている。
列車には身延山久遠寺の三門としだれ桜の様子をイメージした特製ヘッドマークを付け、富士宮~身延間の車内で記念乗車証を1人1枚プレゼントする。記念乗車証は、身延山久遠寺三門やブッポウソウ・富士山をイメージした表面のみ2種類の絵が変化するホログラム仕様で、「しだれ桜の里 みのぶ」号の名称と373系をあしらい、裏面は往路・復路で異なるデザインとなっている。
臨時急行「しだれ桜の里 みのぶ」号の運転時間は、往路が静岡駅8時31分発・身延駅10時6分着、復路が身延駅14時33分発・静岡駅16時33分着。静岡~身延間の途中停車駅は清水駅・富士駅・富士宮駅となっている。車両は373系3両編成を使用し、全席指定だがセミコンパートメント席は発売しない。急行券・指定席券は2月23日10時から、全国のJRのおもな駅・旅行会社の窓口で発売する。