久光製薬は2月6日、CSRの一環として毎年実施している「ほっとハート倶楽部」の寄付金目録の贈呈式を茨城県つくば市にある筑波研究所で行った。
この贈呈式は、社会貢献への寄附や義援金を募るマッチングギフト制度「久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部」によるもの。ほっとハート倶楽部は、同社の創業160周年記念事業の一環として2007年に設立された。同社の役員や従業員による寄付に対し、それと同じ額を久光製薬が追加することで基金を運営し、国内外で活動しているNPO法人や市民団体の支援を行っている。
創設以来の会員数は1,255名にのぼり、2017年度は47団体に寄付をしており、累計では335団体に支援を行った。18年度の支援団体として、同社の各地の拠点から推薦され、そこから55団体が選ばれた。そのうち、つくば研究所の研究員が推薦し、社内で認定された4団体に関する贈呈式が筑波研究所で行われた。
今回贈呈されたのは、NPO法人フードバンク茨城、特定非営利活動法人水辺基盤協会、NPO法人らしん盤そよかぜ、阿見町掛馬芸能保存会の4団体。いずれも地域に根ざした活動をしており、同社の担当者は「少しでも地域に貢献したい」と、今後もこうした支援を継続していく意向を示している。