岡山電気軌道は10日、「おかでんチャギントン電車」(1081号車)と「MOMO2」(1011号車)、「KURO」(3007号車)の3車両がそろう撮影会を実施する。

  • 「おかでんチャギントン電車」は3月16日の運行開始に向け、試運転も行われている

「おかでんチャギントン電車」は、世界中で人気の鉄道アニメ『チャギントン』のキャラクターを実車化した車両。観光列車などを数多く手がける水戸岡鋭治氏がデザインを担当した。3月16日から岡山駅前~清輝橋・東山間で運行開始する。

2月10日の撮影会は、同車両のデビューに先駆けた「お楽しみイベント」として企画された。「おかでんチャギントン電車」とその原型である車両「MOMO2」、岡山電気軌道では最古参となる車両「KURO」の3両を車庫内に並べ、参加者に撮影してもらう。「おかでんチャギントン電車」の運行開始後は3両そろうことが難しくなるため、多数の来場を呼びかけている。

  • 『チャギントン』のメインキャラクター「ウィルソン」「ブルースター」を連結

撮影会は岡山電気軌道本社前の北車庫にて、午前・午後の各1回実施。午前は10時30分から11時30分まで、午後は13時15分から14時15分までとなる。参加費は不要だが、当日有効の路面電車一日乗車券を車庫入口で提示することが参加条件となる。

なお、撮影会当日の2月10日は「KURO」を撮影会で使用するため、通常は「KURO」で運行するダイヤ(東山線5往復)を「東武日光軌道線復元号」(3005号)で運行する。3005号は第1土曜日の2往復のみの運用となっており、めったに見られない日曜日の運行が見られる。