東芝ライフスタイルは2月6日、ルームエアコン「大清快」から、エアコン内部の熱交換器まで洗浄できる「DRシリーズ」10機種を発表した。発売は2月下旬以降だ。
「大清快」は、空気清浄機能「プラズマ空清」を備えたルームエアコン。内蔵のプラズマ空清ユニットが、空気中に浮遊する汚れ物質を帯電させて熱交換器に吸着し、PM2.5を99%除去する。PM0.1レベルの微細な粒子も、90分間で90%以上を除去できるという。このほか、ペット、生ゴミ、排水溝などのニオイも「プラズマ空清」によって脱臭する。
新製品のDRシリーズは、エアコン室内機の熱交換器を洗浄する新機能「マジック洗浄プラス」を搭載。リモコンの「クリーニング運転」を押すと、1時間で約1Lの結露水を発生させ、エアコン内部にある熱交換器の汚れを洗い流す。カビが気になる梅雨や、本格的な冷房シーズンを迎えても、エアコン内部をキレイな状態に保てる。
エアコンの運転を停止すると、内部のブラシやブレードが自動でフィルターの両面を掃除し、セルフクリーン運転を行って送風路を脱臭。ホコリの付着やカビの発生を抑える。
従来モデルよりもハイパワーな冷房運転も実現している。冷房運転時、設定室温に到達するまでの時間を約10%短縮した(2018年モデル「RAS-E406DR」と比較した場合)。設定室温に到達したあとは、「エナジーセーブコンプレッサー」で省エネ運転(45W)を実施する。
本体サイズ(室内機)はW798×H293×D352mm。価格はオープン。推定市場価格(税別)は、RAS-F225DR(6畳/単相100V)が21万円前後、RAS-F255DR(8畳/単相100V)が22万円前後、RAS-F285DR(10畳/単相100V)が23万円前後、RAS-F365DR(12畳/単相100V)が24万円前後、RAS-F405DR(14畳/単相100V)が25万円前後、RAS-F406DR(14畳/単相200V)が25万円前後、RAS-F566DR(18畳/単相200V)が27万円前後、RAS-F636DR(20畳/単相200V)が29万円前後、RAS-F716DR(23畳/単相200V)が31万円前後、RAS-F806DR(26畳/単相200V)が33万円前後。