JR東日本は5日、現行の本社・支社の新幹線に関わる業務および新幹線運行本部の業務を集約・統合し、新幹線を一元的かつ専門的に統括する新たな部門として「新幹線統括本部」を4月1日に設置すると発表した。
JR東日本グループは経営ビジョン「変革2027」の実現に向け、新幹線における「リスクへの対応力向上」「継続的な人材育成」「新幹線に特有な技術の維持・向上」「迅速な意思決定」を行うことにより、さらなる安全レベル・サービス品質レベルの向上をめざすとしている。
新幹線統括本部の設置により、現在、新幹線に関わる業務を行っている本社鉄道事業部の営業部・運輸車両部・設備部・電気ネットワーク部、本社附属機関の新幹線運行本部、各地方支社の現業機関の業務が新幹線統括本部に集約・統合されることになる。
新たに設置される新幹線統括本部では、「新幹線企画戦略室」「新幹線運輸車両部」「新幹線設備部」「新幹線電気ネットワーク部」「新幹線総合司令所」を設置。新幹線を一元的かつ専門的に統括するという。