2018年10月にローソンで発売され話題となった「悪魔のおにぎり」。なんと一時は、同社で20年にわたり不動の人気1位だった「シーチキンマヨネーズ」を抜く売り上げを記録するなど大ブレイクしました。そんな「悪魔のおにぎり」が1月にリニューアルされ、さらに3つのシリーズ商品たちが新たに発売! すでにその"悪魔的"なおいしさの虜になった人も多いとか!?

  • 早くもやみつきになる人続出!? ローソンの"悪魔シリーズ"食べ比べ

    悪魔の四天王がこちら

そこで今回は、ローソンの"悪魔シリーズ"4種を食べ比べしちゃいます! 比較のポイントは「風味」「食べ応え」「味の濃さ」「新鮮さ」「やみつき度」の5点。それぞれの個性が分かるように5段階で評価します。

ツナマヨ超えは伊達じゃない!!「悪魔のおにぎり」

  • この悪い顔をした生き物は「あくまでタヌキくん」というそうです

まずは、リニューアルされた「悪魔のおにぎり」(税込110円)を食べてみます。白だしで炊いたご飯に、天つゆ・天かす・あおさ・ネギ・ごま油を混ぜ込んだ商品とのこと。このラインナップ、どう考えてもまずいわけがなく、おいしさは約束されたようなものでは……!? 一方で味の想像がしやすい分、驚きが少なそうという不安もありつつ、本当に悪魔的なやみつきパワーを持っているのか、さっそく食べてみます!

  • 見た目はチャーハンに近い印象

うっ……うまっ……!! ごめんなさい、正直ナメてました……!! 袋を開けた瞬間、ごま油とあおさの香りがふわりと広がり、まず香りが100点なんです。お米はもっちり食感で◎。天つゆの甘みと白だしのうま味が効いているため、ジャンク感がありつつどこか上品さもあるプチ贅沢な味わいに。多すぎず少なすぎない量の天かすが満足度を爆上げしてくれますし、油っこくなりそうな口を、あおさとネギがちょうどよく中和してくれたのも高ポイント。これはやみつきになってリピートしちゃうのも納得!

  • 混ぜ込み系おにぎりの一つの完成形では?

風味     ★★★★★
食べ応え   ★★★☆☆
味の濃さ   ★★★☆☆
新鮮さ    ★★★★☆
やみつき度  ★★★★★

背徳の味わいが後を引く!「悪魔のパン」

  • おにぎりの味をパンでも再現しようとする大胆な試み

次は「悪魔のパン」(税込150円)を食べてみます。ピザ生地に天つゆ入りの和風ダシソースが塗られ、天かす・マヨネーズ・あおさがトッピングされているこちらの商品。使用されている具材からすると、「悪魔のおにぎり」のパンアレンジという雰囲気ですね。大胆な挑戦だと思いますが、天かすなどは果たしてパンに合うのでしょうか……?

  • とにかく大きい! 横幅20cmくらいありそうです

まず特筆すべきは香りの強さ。マヨネーズにあおさ、ソースの中のかつお節などなど、主張の強いメンツがそろっているため、焼きそば・お好み焼き系の濃~~~い香りが嗅覚を刺激してくるワケです。そして味もやはりお好み焼き感があり、これはなかなか……深夜に食べちゃいけない背徳の味がしますね……! パン生地はツヤツヤもっちり系。生地自体は薄いのですが、その分縦横サイズがかなり大きめ。食べ進めていくと天かすやマヨネーズがだんだんと胃の中で存在感を出してくるので、思った以上に満足感がありました!

  • 細がけのマヨと盛られたあおさがいい仕事してくれています

風味     ★★★★☆
食べ応え   ★★★★☆
味の濃さ   ★★★★☆
新鮮さ    ★★★☆☆
やみつき度  ★★★★☆

小悪魔な甘じょっぱさを堪能!「悪魔のトースト」

  • 「あくまでタヌキくん」が牛の着ぐるみを着用。ちょっとカワイイ

次は「悪魔のトースト」(税込125円)を食べてみます。食パンにチーズクリームとシュレッドチーズ、さらにグラニュー糖をトッピングして焼き上げた商品とのこと。他のシリーズ商品とは方向性を変えた、洋風の味付けですね。筆者はチーズシュガートーストが大好物なので実食をとても楽しみにしていましたが、期待をどれだけ超えてくれるのか……!?

  • ハーフサイズの厚切り食パンです

う~~ん、想像どおりの味……!! いえ、普通においしいんです。おいしいんですけど、できればもう少しこちらの予想を上回る何かがあればなと。そこで軽くトーストしてみましたが、これが大正解! 食パンがサックリするのはもちろん、もったりしたチーズはうま味が1段、いや2段くらいアップしましたね。肝心の甘じょっぱさは”悪魔”というより”小悪魔”といった印象。もう一押し砂糖が多ければ、まんまとやみつきになっていたかもです。もちろん「このくらいがベスト」という方もいるはずですから、興味のある方はぜひ食べてみてほしいですね!

  • 軽く焼くとチーズの味がしっかり楽しめてgoodでした

風味     ★★★☆☆
食べ応え   ★★★☆☆
味の濃さ   ★★★☆☆
新鮮さ    ★★☆☆☆
やみつき度  ★★★☆☆

出し惜しみのない濃厚なうま味!「悪魔の焼うどん」

  • 天かすは後入れ。サクサク食感が楽しめるのがうれしい

最後は、「悪魔の焼うどん」(税込399円)を食べてみます。醤油をベースに、みりんに砂糖、かつおと昆布のだしなどで味付けされているそう。その上に野菜炒めと紅生姜が盛り付けられており、後入れトッピングは大量のあおさ入り天かす! 自分の好みの量が調節できるのは地味にうれしいポイントですよね。それでは最後の一品、食べていきます!

  • 天かす全部のせ。うどんが見えなくなりそう

まず麺は、やや醤油が強い濃いめの味付け。カリカリ食感が楽しめるあおさ入り天かすは、食べ進めていくうちにだんだんと水分を吸ってやわらかくなりますが、だしのうま味が存分に染み込みますので、これだけでも白いご飯をかき込みたくなるほどおいしいっ……!! キャベツと玉ねぎの野菜炒めは少量ながら、味付けがしっかりされていて存在感がありますよ。後半は紅生姜を混ぜつつ食べましたが、ジャンク感がマシマシに。箸が止まらず、一気に完食しちゃいました。こちらも深夜に食べたくなりそうな味で困りますね……!

  • 麺に天かすがたやすく絡んでくれます。これはめちゃくちゃ好印象!

風味     ★★★★☆
食べ応え   ★★★★★
味の濃さ   ★★★★☆
新鮮さ    ★★★★☆
やみつき度  ★★★★☆


今回はローソンの”悪魔シリーズ”4種を食べ比べました。やみつきになる人が続出するのもうなずける中毒性の高さを、存分に堪能できちゃいました。ガチでハマれる商品を探している人は、ぜひこの”悪魔シリーズ”にチャレンジしてみてくださいね!