きょう5日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、三重・伊勢市のぎょうざ店の店主に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、「伊勢市民は絶対にみんな食べたことがある!」と地元の人が語る通り、“伊勢のソウルフード”としてすっかり定着している「ぎょうざの美鈴」の三代目・奥村美佐さん(44)だ。
伊勢神宮の外宮から車で5分ほどの場所にあるこの店は、昭和38年、奥村さんの祖母が、満州帰りの知人から伝え聞いた餃子の作り方を改良し、店を開いたのが始まり。店内はカウンターのみの18席で、看板メニューの餃子は作り置きせず、注文を受けてから皮をのばして、包んで、焼く、というこだわりを続けてきた。
そんな環境で生まれた奥村さんは、既に小学4年生の頃から、皿洗いなどの手伝いをしていたという。しかし、彼女は初めから店を継ぐことを決めていた訳ではなく、高校卒業後は地元で観光ガイドの仕事をしていた。そんな中、彼女が20代の頃、当時中心として店を切り盛りしていた親せきが独立し、店は人手不足に。店を継ぐのか継がないのか迷った末、餃子作りの修行を改めて一から積み、36歳の時に二代目の父から店を継いで三代目となった。
週6日、夕方5時から深夜まで営業する店は、持ち帰りや配達も行っているため、営業中は多忙を極める。特に週末は、開店と同時に満席となり、注文の電話も鳴りやまない。そんな店内で注文を受け、会計を行い、職人たちをまとめ上げるのが彼女の役目だ。
プライベートでは10年前に結婚した夫との間に、4歳の息子がいる。連日深夜にまで及ぶ仕事をこなしながら、息抜きもして、子育て、家事を行う。あらゆることを全力で行いながらも、決して仕事一辺倒にはならず、どこか余裕を感じさせる奥村さん。そんな彼女のセブンルールとは…。
スタジオでは、収録の冒頭から「これを食べないとかないでしょ?」と、スタッフにプレッシャーをかけるYOU。その期待に応える形で出された餃子を食べた青木崇高は、思わず絶叫し、他のメンバーたちもそれぞれ感嘆の声を上げる。
さらに、奥村さんのあるルールから、スタジオの話題は「服装」に。ネクタイをするのが嫌だという若林正恭は「どれくらいになればネクタイをしなくてもいいか」と考えるという。これに対し、YOUがある大物芸人の名前を出すと、若林はタジタジになる。