ゆうちょ銀行はこのほど、GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)と連携した、スマートフォン決済サービス「ゆうちょPay」の取扱いを5月から開始すると発表した。取扱開始時期の詳細はサービス開始前に改めて発表するという。
ゆうちょ口座と直結
ゆうちょPayとは、QRコードとスマートフォンを使ったスマートフォン決済サービス。ゆうちょ銀行の口座保有者が、同行と契約した店舗等で代金を支払う際、専用のスマートフォンアプリを操作する事で、予め登録した同行口座から代金を即時に引き落とすことができる。クレジットカードの登録や事前チャージ等の必要がない、銀行口座直結型のサービスとなる。
同行は、同サービスの取扱開始に向け、パートナーの拡大に努めているほか、郵便窓口におけるキャッシュレス決済の導入(2020年2月予定)のラインアップに加わるべく調整を進めているという。
また、GMO-PGが提供する同様の決済システムを導入している横浜銀行、ふくおかフィナンシャルグループの福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、沖縄銀行(導入予定)と、互いのユーザーが互いのパートナーで相互利用可能となる「銀行 Pay(マルチバンク対応)」により連携し、銀行や地域を越えて同サービスを利用できるよう、相互連携を進めていくとしている。