俳優の東山紀之が3日、テレビ朝日系情報・報道番組『サンデーLIVE!!』(毎週日曜5:50~8:30)に生出演。2020年いっぱいで活動休止すると発表したジャニーズ事務所の後輩・嵐のメンバーの人間性を称賛し、エールを送った。
東山は「4人らしい正々堂々とした会見だったと思います」と会見の感想をコメント。この活動休止について「大ちゃん(大野智)のロングバケーション」と表現し、「成熟した大人の表現者になるための期間なのかなと考えています」と語った。
活動休止をいつ知ったか聞かれると「会見をする前に、メンバーだったり大野とは話をしたんですけど、『こういう会見をしてきます。僕ららしく正々堂々とやってきます』という連絡が来ました」と説明。「ただ、大野の心の揺れはなんとなく感じてはいたんで、それがこういう形でこの時期にくるとは思わなかったですけどね」と話した。
また、「メンバーそれぞれが本当に人間性がいい。ファンの方もそれわかってますから、そういう人間性の良さにみんな愛情を注いでくれると思う」と言い、「嵐なのに、それぞれはみんな“そよ風”みたいなヤツです。大野に至っては“無風”だといつも言ってます。5人そろって初めて嵐を巻き起こすということだと思う」と人間性を称賛。「今回の決断は、大野の思いをみんなが受けて全員で活動を休止して、1回エネルギーを貯めるということだと思う」と語った。
1999年に嵐がハワイでデビューしたとき、メディアとの懇親会で司会を務めたり、プライベートで相葉雅紀、松本潤、二宮和也とハワイ旅行に行ったりと、公私ともに関係の深い東山。番組では、2015年の嵐のコンサートに東山がサプライズ出演したときの映像を紹介し、東山は「松本潤から直にオファーが。家族で見に行きますっていう話だったんですけど、来るなら出ちゃえみたいな感じですね、たぶん」と振り返った。
そして、「僕らも彼らは素晴らしいと思いますし、特に大野は嵐のメンバーの中でも非常に芸術性が高い男。彼は、ピカソがゲルニカを描いたときのようなひらめきがあったときには、時間の制約がないほうがいいような気がする。なので1回自由になってみたいというのはそういう思いが強くなってきたんじゃないかなと思います」と大野の心情を推察。最後に「嵐は本当に頑張っていただきたい。日本中の人が見守っていますし、僕も待ってます。今後の嵐の活動を非常に楽しみにしています」とエールを送った。