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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタント:岩佐 弥生
整理収納作業をはじめ、キッチンショールームでの収納コーディネート、収納セミナー講師、企業の収納コンサルタントなど幅広く活躍。
喋る仕事もしていることから、収納セミナーは分かりやすく聞きやすいと好評。また、お片づけが好きになる!「収納ラベル」もプロデュースしている。
部屋の広さに合わせて、使いやすい収納スペースを確保したいときに便利な収納グッズが「つっぱり棒」や「つっぱり棚」。つっぱり棒・つっぱり棚の選び方と、おすすめの商品を紹介します。賃貸でも穴をあけずに収納場所の確保ができるので、収納上手になれること間違いなしです!
つっぱり棒・つっぱり棚って?
・つっぱり棒
「向かい合う壁と壁の間に押し当てて固定をする伸縮性のある棒」のこと。
・つっぱり棚
「向かい合う壁面または天井と床の間に伸縮性のある板を押し当てて固定する棚」のこと。
どちらも壁に傷をつけることがなく手軽に使えるので、賃貸マンションでも安心して使うことができます。
長さや耐荷重をチェック!
つっぱり棒・つっぱり棚の選び方
整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタントである岩佐弥生さんにつっぱり棒・つっぱり棚を選ぶときの大事なポイントを教えてもらいました。
【1】「使用用途」を決める
【2】突っ張りたい場所の「長さ」を測る
【3】「耐荷重」は必ずチェック!
【4】「バネタイプ」か「ジャッキタイプ」で選ぶ
【5】インテリア性で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。買おうかどうか迷っている人も、自分に合うものを探している人もぜひ参考にしてください!
【1】「使用用途」を決める
【エキスパートのコメント】
最適なつっぱり棒をどう選ぶかは、「どこで・何を」を明確にすることからスタートします。洋服をかけるのか? カフェカーテンとして使いたいのか? トイレで使いたい等、使用用途によって選ぶ基準も変わります。
まずは、つっぱり棒やつっぱり棚の用途をしっかりと決めましょう。
【2】突っ張りたい場所の「長さ」を測る
【エキスパートのコメント】
使用用途を決めたら、突っ張りたい場所の長さを測ります。長さを測るときには、スチール製のメジャーがおすすめ。ストッパーがついているものは、一人でも正確に測ることができます。
つっぱり棒は、最大限に伸ばして使うよりも最小限にしたときのほうが耐荷重があがります。
例えば、約150~250cmまでの伸縮幅があるつっぱり棒があるとします。この場合、150cmで使用するよりも250cmまで伸ばして使用するほうが耐荷重は下がってしまうのです。
これはつっぱり棒・棚を選ぶ際の大きなポイントになりますので、知っておくと便利です。
【3】「耐荷重」は必ずチェック!
【エキスパートのコメント】
つっぱり棒には必ず「耐荷重」が記載されています。事前に決めた使用用途に合う耐荷重をクリアできるつっぱり棒・つっぱり棚を選びましょう。
気がつくとつっぱり棒がずれてしまうという場合は、設置の仕方にもよりますが、荷重オーバーであることが十分考えられます。
また、衣類の物干しに使う場合は、衣類が濡れているときの重さで耐荷重を選びましょう。
【4】「バネタイプ」か「ジャッキタイプ」で選ぶ
【エキスパートのコメント】
「バネタイプ」は、つっぱり棒やつっぱり棚の長さを調節する部分にバネが内蔵されています。軽くて細いタイプが多く取付けも非常に簡単ですが、耐荷重が低いので軽いアイテムをかけておくのに向いています。
逆に「ジャッキタイプ」は、ネジで固定して使います。つっぱり棒は太いタイプが多く、本体の長さが長いタイプも増えてきます。耐荷重もたっぷりあるので、重いアイテムをかけたい場合に向いています。
衣類等かけるアイテムが重い場合は「超強力」タイプを選ぶのがおすすめです。
【5】インテリア性で選ぶ
収納スペースを確保したいがために、部屋のインテリアが壊れるのは少しもったいないですよね。そこで、事前につっぱり棒やつっぱり棚のカラーバリエーションや材質もチェックしておきたいポイントです。
最近では、木目調やスチール製のつっぱり棒など、材質を重視したつっぱり棒も登場しています。また、ホワイトやブラック、ブラウンなど部屋のインテリアや壁の色に合わせた商品を選ぶと、部屋の雰囲気を壊さずに収納スペースを確保できますよ。
整理収納アドバイザーからアドバイス
つっぱり棒、つっぱり棚で迷っている方に!
【エキスパートのコメント】
つっぱり棒選びは「どこで使うか」が大事!
昔と今では、つっぱり棒も多様化していて、その場所に合った画期的な商品が売られていることも。例えば、浴室で使いたいのであれば、ポールはサビにくい素材で耐荷重もあるつっぱり棒を選んだほうが安心ですよね。
どこで使うかが明確になれば、その場所に合ったつっぱり棒やつっぱり棚があるので、そのなかからお部屋に合ったものを選んでいくとよいでしょう。