肉も大好き、海鮮も大好き。どっちも大好きすぎて、今日も何を食べようか、迷いに迷ってしまう……そんな悩みが一気に解消されてお腹も満たされる、最高の丼ぶりが登場! それが「肉ドレス海鮮丼」だ。

  • 行列ができる「肉ドレス海鮮丼」が美味すぎた

    肉ドレスの上で光り輝くうに、こぼれるいくら。なんという贅沢さ

人気メニュー「肉ドレス海鮮丼」の専門店

「肉ドレス海鮮丼」を食べられるのは、吉祥寺駅北口を出て徒歩2分のビル2階にある、「吉祥寺 肉ドレス海鮮丼 本店」。もともと、和食居酒屋店として営業しており、ランチ限定メニューとして提供していた「黒毛和牛肉ドレス海鮮丼」が好評だったため、2019年1月3日に、丼ぶり専門店としてリニューアルオープンしたお店なんだとか。

  • 吉祥寺駅北口を出て徒歩2分ほど。入口にもインパクト大なビジュアルがあるのですぐわかるはず

店内に入ると、小ぶりながらも和風で堂々とした佇まいがとても落ち着く。勝手にファストフード寄りな丼ぶり店をイメージしていたら、まったく違っていて驚いた。これは本格的な料理が期待できそうだ。

  • 座席はカウンター6席3名テーブル1席4名テーブル2席の計9席

見た目も味も申し分なしの一杯!!

メニューは、「肉ドレス海鮮丼」(税込1,600円)のみ。いかにインパクトを与えるかを考えたものの、SNS映えするだけではなく、味もしっかりと美味しい丼ぶりを目指したという。それにしても、このメニュー1本で勝負するって、相当な自信がないとできないことじゃないだろうか? お客さんの多くは、最初は見た目に魅かれて来店する人がほとんどだったそうだが、実際に食べてみて、口コミでどんどん味の良さが広まり、今ではランチタイムには行列ができているようだ。

  • 上から見下ろしてみても、贅沢!

果たしてどんな味なのか? 早速オーダーしてみた。テーブルに運ばれてきた瞬間、「美味そう~! 」と声を出してしまったほど、見た目からして贅沢さ満点。まさに肉のドレスをまとい、いくらのネックレスを身に着けた麗しい丼ぶりが目の前に。やっぱり、インパクトあるなあ。

  • お味噌汁もついて税込1600円。相当リーズナブルなことは、食べてみればわかるはず!

食べ方はもちろん自由だが、お店おすすめの食べ方が書いてあったので、その通りに食べてみよう。まずは、卓上の岩塩をかけて、肉から食べてみる。赤身と脂身のバランスが絶妙な内もものみを使用したA4ランクの黒毛和牛をさっと炙ったお肉は、岩塩をかけたことで最大限に旨味が引きだされて、思わずうっとりしてしまうほどの美味しさだ。

  • まずは岩塩をふりかけてお肉とごはんをいただいてみる

こんな上質なお肉が何枚も乗っているだけでも嬉しいのに、豊洲市場から仕入れている、うにといくらもたっぷり。こちらはわさびを溶かした醤油をかけて。濃厚な味で、単なるお飾りにはなっていないからすごい。

  • いくらとうには、わさび醤油をたらして

  • 濃厚なうにも満足度が高い。次にきたときはトッピング追加してみようっと

さらに、食べ進めると真ん中に半熟卵が現れてビックリ。さらに、脂が乗ったまぐろのたたきと、刻みたくあんが入っていて、海苔が敷かれた「とろたく」も隠れていた。たくあんのポリポリした食感がよいアクセントになっていて、楽しめる。いや~美味しい!

  • なんと、中から半熟卵が登場! さらに「とろたく」も隠れているというサプライズが

おっと、いかんいかん、全部一気に食べてしまうところだった。最後に、出汁をかけてお茶漬けにして食べるのも、お楽しみのひとつ。黒毛和牛を3時間以上煮込んで作られている「牛煮込み」(税込300円)を加えると、さらに美味しさアップ。贅沢な丼ぶりに相応しい、雑味のない出汁の味が最高の余韻を残して、食事を締めくくってくれた。ああ~、本当に美味しいです、「肉ドレス海鮮丼」。ごちそうさまでした!

  • 最後は出汁をかけて、贅沢茶漬けにして食べる

  • 「牛煮込み」は濃すぎない絶妙な味加減に、店主の腕前を感じさせた

ちなみに、「いくら2倍盛り+300円」「いくら3倍盛り+500円」「うに2倍盛り+300円」「うに3倍盛り+500円」等、トッピングを追加することも可能。究極の贅沢丼にカスタマイズすることができるところも楽しい。

「肉ドレス海鮮丼」は以前のお店ではランチ限定で提供していたため、ランチメニューのイメージがあるようだが、現在は昼も夜も同様に提供しているので、ぜひ夜にも訪れてみてほしい。最高に贅沢なディナータイムになるはずだ。

●information
「吉祥寺 肉ドレス海鮮丼 本店」
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-24-6 福助ビル2F
営業時間:
ランチ  11~15時
ディナー 17~22時
定休日:無