Z会グループが運営する進学塾・栄光ゼミナールは1月30日、小学生の習い事に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は2018年6月6~20日、有効回答は小学1年生~小学6年生の子どもを持つ保護者467人。
13の習い事を提示し、その中で習ったことがある(習っている)ものを聞くと、半数以上が経験していたものは、「水泳」(83.2%)、「英語・英会話」(60.8%)、「ピアノ」(53.7%)。一方、習ったことはないが「機会があればやってみたい(やってみたかった)」習い事では、「プログラミング」(59.8%)、「理科実験」(57.0%)、「書道」(54.0%)が上位に入った。
習い事を選ぶ際に特に重視したことは、「子どもがやりたがっているかどうか」が最も多く81.8%。次いで「曜日や時間帯の都合が合う」が54.1%、「子どもの将来に役立ちそうかどうか」が50.9%となった。
小学生の間で一番長く続いている(続いていた)習い事について、その理由を尋ねると、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」が圧倒的に多く66.3%。以下、「『続ける』ことに価値があるから(自信がつく、粘り強くなるなど)」が27.8%、「目標や目指している水準があり、到達するまで続けることにしているから」が25.9%と続いた。
保護者からは「習い事を選ぶ際に、苦手の向上をはかるか、得意を伸ばして苦手をカバーするか悩みます」「本人の希望にまかせているが、継続させるための親のフォローが大変」などの声が寄せられた。