もともと妻とは「子ども二人は欲しいね」と話していた。僕も妻も兄弟がいたからごく自然な流れである。我が家の計画は、世間一般で育てやすいと言われている(?)2学年差で産むことだった。
一人目の季之介を妊娠したときは、少し時間がかかったので、二人目を妊娠したのがわかったときは本当にありがたいと思った。
ただ、ホッとしたのも束の間で、お約束のつわり期がやってきた。こちらも季之介の妊娠時は、妻は本当に食べられず、入院や点滴に通ったりもしてかなり辛そうだった。僕もその様子を見るのははじめてだったから、どう声をかけたりサポートしたらいいのかであたふたしていた。
しかも今回は季之介もいる状態での妊娠だから、前回の妊娠時とはまた違う状況だった。どうなることやら……と思いつつ、やるしかない!と腹をくくった(ような気がする)。