今月いっぱいで芸能界を引退する元NMB48の須藤凜々花が29日、大阪・読売テレビで同局の番組『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜19:00~)の最後のスタジオ収録に参加した。
2016年6月から同番組に出演してきた須藤。この日の収録では、間寛平、由紀さおり、桂南光、笑福亭笑瓶、月亭方正、たむらけんじ、すっちー、NON STYLEらレギュラー陣が須藤を囲み、卒業トークを展開した。
寛平がはなむけの「アメマ~!」を贈ると、須藤は「ありがとうございます!」と満面の笑顔。収録終了後にはスタジオで卒業セレモニーが行われ、須藤は「最後の収録が『ほんわかテレビ』で幸せです」とあいさつし、たむらが音頭を取るキャスト、スタッフの一本締めで須藤の今後の活躍と幸せを願い、収録を締めくくった。
最後の収録を終えた須藤は「今日は寂しい気持ちになるかな?と思っていたんですが、いつも通りのめっちゃ楽しい収録でした」と感想。「収録の前、みなさんに『今日で最後です』とあいさつに行ったんですけど、『最後まで自由だな』『めちゃくちゃおもしろいな』って笑いながら、すごく明るく受け止めてくださったので、最後まで楽しく収録させていだきました。本当に感謝しかないです」と、反応がうれしかったそうだ。
中でも、由紀には「プライベートのお食事のときに『大学に行きたいんですよ』とずっと相談していて、(芸能活動を)続けていくかという相談もさせていただいていました。なので、今回の決断をすごく応援してくださっていて、『絶対にあきらめないように、私のことを思い出して夢に向かってがんばってください』って言ってくださいました」と感謝。「芸能界を辞めてもプライベートでご飯をごちそうしてもらえるということなので、お言葉に甘えたいなと思います」と話していた。
また、同番組に出演した約2年半を振り返り、「大御所の方に囲まれて、最初は緊張して何もしゃべれなかったんですけど、最初から話を振ってくださったり、フォローしてくださったり、寛平師匠の頭を叩けみたいなことをこそっと言われたり、すごく度胸がつきました。どんなことをしてもみなさんが助けてくれるので、はちゃめちゃにやらせていただきました」と感慨深げ。
視聴者には「ほんわかファンの方はSNSでもすごく応援してくださいました。東京だと『炎上してる子』という認識なんですけど、大阪では街を歩くとすごく温かく声をかけてくださって、すごくうれしかったです。温かく見守っていただいて感謝です」とメッセージを送った。
また、あらためてレギュラー陣に対し、「いっぱいやさしくしてくださってうれしかったのと、がんばります!って伝えたいです。哲学の本を出すとか、先生になるとか、目に見えるかたちで結果が出たら、一番に報告したいです」と宣言していた。
この日の収録の模様は、2月15日に放送。なお、須藤の後任は、2月26日にクールジャパンパーク大阪・TTホールにて行われる『爆笑!ほんわかコメディ特別公演』の公開収録で発表される。