あきんどスシローは1月30日より、スイーツの新商品「カカオ香る至福のガトーショコラ」を販売する。価格280円(税別)で1月30日から全国のスシローで販売予定。
回転すしチェーンを展開する同社では、スイーツにも力を入れており、「スシローカフェ部」を発足させて自社での新商品開発や専門店とのコラボ商品などを展開している。
今回は、世界の有名パティスリーや百貨店、一流シェフから支持されている「カカオハンター」として活躍する小方真弓氏と手を組み、原材料のカカオからレシピ開発までこだわり抜いた「極上のスイーツ」を開発。カカオハンターとして世界中を旅してたどり着いたという、コロンビアのトゥコマ産のカカオを使用したスイーツだという。
1月29日には新製品発表会が開催された。冒頭、駐日コロンビア臨時大使のアレサンドロ・ポサダ氏が挨拶を行い「コロンビア産のコーヒーはご存知かもしれないが、国際的に評価の高い上質なカカオも生産している」と述べ「カカオは平和を築く産物のひとつとして重要な役割も担っている」と語った。
続いてコロンビア大使館の商務参事官のヒロシ和合ロハス氏が挨拶。「カカオはコロンビアの戦略的商品のひとつ」として、現地での生産やセミナーの様子を紹介。主催者の代表としてスシロー執行役員の小河博嗣氏も挨拶を行い「世界とつながる商品としてこのスイーツを提供したい」と述べた。
新商品についてのトークショーも開催され、スシローの仕入と商品企画を担当する堀江陽氏、カカオハンターの小方真弓氏、スペシャルゲストとして小方氏と交流のあるカカオ好きのタレント政井マヤ氏が登壇した。
世界中の美味しい魚を追い求めているというスシローの仕入れ担当の堀江さんは、世界中でカカオを追い求める小方さんの印象を「久しぶりにすごい人に会った」と述べ、「小方さんのカカオに対する思いは、私の魚に対する想いと同じと感じた」とも語った。
家族もスシロー好きというタレントの政井さんは「私の出身地メキシコでもチョコは身近な存在。おなじ中南米のコロンビア産のカカオがスシローで味わえるのは嬉しい」と感想を述べた。
小方さんは今回のスイーツのこだわりについて「ケーキになった時に香りが立つように、チョコレートの中のブレンドやカカオ豆の煎り方にこだわった」と語った。
トークショーでは現地生産者の代表として、コロンビアからカカオ栽培歴30年という大ベテランのグスターボ氏が登場。スイーツの試食では「まるでローカルミュージックのマリンバを叩いたような喜びの香りを感じた」と感想を述べた。
最後に小方さんは「おいしいカカオを生産して、みんなに喜んでもらえるように頑張っている現地の生産者と共にこのスイーツを日本の皆さんにも味わってもらいたい」と想いを語った。