Appleは、昨秋発表した、女性起業家をサポートする「Entrepreneur Camp」プログラムの初回セッションを開催している。同プログラムは、女性がオーナーまたはリーダーに就いているアプリケーション主導のビジネスのために、いままでにない新しい機会を創出するのを目的としてデザインされ、特別なサポートや継続的な助言を提供するというものである。

  • (左から)Apple Entrepreneur Campの初回セッションに参加するCUCO HealtのFabiola WerneckとLivia Cunha、Hopscotch TechnologiesのNané ToumanianとTatevik GasparyanがApple Parkに到着する様子

今回、プログラムに選出されたデベロッパー/アプリは、以下の通り。

業界初の取り組みであるEntrepreneur Campは、2週間に亘ってApple本社のキャンパスで行われ、Appleのエンジニアとの一対一のコーディングレベルでのサポート、デザインに関するセッション、テクノロジー、App Storeマーケティングについて指導を受けられるほか、Apple Developer担当者の継続的なガイダンスとサポートがついてくる。

このカリキュラムでは、A12 Bionicチップ向けの最適化、Core MLとの統合、ARKitを使った新しい体験の構築など、最先端のAppleテクノロジーを活用できるように開発者を支援。参加各社にはまた、WWDC(World Wide Developer Conference)のチケット2枚と、1年間のApple Developer Programのメンバーシップも提供される。

Entrepreneur Campは、最大20社のアプリケーション企業を各回の対象企業として受け付け、四半期ごとにセッションを開催する。同プログラムを利用するには、アプリケーション開発ビジネスにおいて、女性が創業者、共同創業者またはリーダーで、少なくとも一人の女性が開発チームにいること、実際に動かせるアプリケーションまたはプロトタイプを持っていること、そしてAppleのテクノロジーを活用して彼女たちのミッションを達成するのを切望している必要がある。詳細や申し込み方法については、Entrepreneur CampのWebページをご覧いただきたい。