寒～い冬には、無性に「豚汁で温まりたい!」という気持ちが高まる方も多いのでは? 豚汁はコンビニなどでもカップスープで手軽に手に入りますが、「カップタイプだと物足りないな……」と悩んじゃう腹ペコビジネスマンにオススメなのは、レンジでチンするだけのパウチタイプの豚汁です!
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各社の特徴を分かりやすくレビューしていきます
そこで今回は、コンビニ3社のチルド豚汁を食べ比べしちゃいます! 比較のポイントは「具の満足感」「食感」「味噌の風味」「食べ応え」「温まり度」の5点。それぞれの個性を5段階で評価します。
具の満足度がハナマル級! セブン「7種具材豚汁」
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肉のうま味は本当に引き立っているのか? 期待しましょう!
まずはセブン&アイグループの「7種具材豚汁」(税込213円)から食べてみます。イタリア産のドルチェポルコという豚を使用しているというこちらの商品。調べてみると、脂の口どけの良さが特徴の豚だそうで、どんなうま味を感じられるのか楽しみです!
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主役の豚肉が大きめなのがうれしい!
レンジで約3分熱して器に出すと、すぐさま味噌の甘めのよい香りが漂ってきます。器がちょっと大きめで分かりづらいかもですが、かなりのボリュームの具が入っていますよ～!
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豚肉と野菜のうま味がギュギュッと詰まったこってり豚汁です
まず汁ですが、ダシがバッチリきいていますね! 豚肉のうま味と甘みもしっかり溶け込んでいるようで、こってりしつつもやさしい味わい……安っぽさのない本格的な味でおいし～い!! 汁物って、人によっては煮込みすぎて食感がなくなってしまうのが嫌、という方もいると思いますが、こちらは野菜の食感がしっかり生きています。ほのかに甘い玉ねぎはシャキッと、じゃがいもはホクッとしていて高ポイント! 大きくてやわらかな豚肉をはじめ、具の食べ応えは抜群で、ほかにも大根、にんじん、ごぼう、こんにゃくが入ってます。具の種類の多さとボリュームの両方で、満足度を上げに上げてくれる完成度の高い豚汁でした。肉も野菜もどっちもたくさん食べたい人にオススメ!
具の満足感 ★★★★★
食感 ★★★★☆
味噌の風味 ★★★☆☆
食べ応え ★★★★★
温まり度 ★★★★★
食感にこだわる方はコレ! あっさり系のローソン「豚汁」
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お次はイベリコ豚ですね
次はローソンの「豚汁」(税込225円)を食べてみます。こちらには3種類の味噌が使われているそうで、かなりのこだわりが感じられますね。パッケージの「シャキシャキごぼう」というフレーズからも食感には期待できそうです!
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ごぼうより里芋のほうが存在感があるかも?
こちらはレンジで約2分40秒。ごぼうの香りはあまりしませんが、湯気といっしょにやんわりとした味噌の香りが立ち上がってきます。丸く写っているのは里芋で、今回の食べ比べでこちらだけが里芋派、後の2つはじゃかいも派の豚汁となっていますので、芋にこだわる方は要チェック!
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野菜はほかに、にんじん、大根、ねぎが入っています
食べてみるとややあっさりとした味噌汁ですが、その分、野菜本来のうま味が際立っています。セブンが甘めだったのに対して、こちらはほんのりしょっぱい味付け。ただこの塩っ気が白いごはんにピッタリではないかと! シャッキシャキのごぼうや、厚めに切られた大根もいいのですが、この商品のポイントはボリューム感のある里芋かな、と思います。ホクホクねっとりとした食感が魅力の里芋ですが、アツアツ状態で食べるとより存在感が強まり、主役級においしいワケですよ……!!「豚汁には里芋じゃなきゃ!」って方は迷わずコレですね。ごはんが進みそうなのはもちろん、どんな料理にも合わせやすいのはこちらの商品かもしれません。
具の満足感 ★★★★☆
食感 ★★★★★
味噌の風味 ★★★☆☆
食べ応え ★★★★☆
温まり度 ★★★★★
うま味ギッシリな家庭の味! ファミマ「野菜のうまみを味わう7種具材の豚汁」
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"豚汁"と「お母さん食堂」という言葉の親和性の高さ
最後はファミリーマートの「野菜のうまみを味わう7種具材の豚汁」(税込200円)を食べてみます。「お母さん食堂」はCMでもおなじみですよね。こちらは赤味噌と白味噌をブレンドして家庭の味を再現したのだとか。家庭の味は一人暮らしをしていると、いつだって恋しくなるものですよね……。
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強めの味噌の香り! こちらも白米が進みそうな雰囲気がバシバシ
約2分20秒熱して器に出すと、期待どおり具がゴロッゴロ!「そういえばお母さんの豚汁ってやけに具が多かったなぁ」と懐かしい気持ちになるなど、ちょっと感傷的になりつつ実食します。
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野菜は大根、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ごぼう入り
大きめの野菜がそれぞれ魅力的ですが、一押しなのは味の染みたホックホクのじゃがいも! ほかの野菜も食感が最大限生きていて食べ応え◎です。合わせ味噌にはコクがあって、この汁だけでもずっと飲んでいられそうな飽きのこない味。セブンがこってりめ、ローソンがあっさりめだったのに対し、ファミマの味付けはセブンに近い、ややこってりかなという塩梅ですね。どんな煮込み料理でも、いろいろな具材を入れたほうが味に複雑さが出ると思いますが、こちらも濃いめの味噌と野菜のうま味が合わさって深～い味わいが完成されています!「実家の豚汁はとにかく深みがあった」という方なんかはもしかすると、懐かしさを覚えるかもしれませんね。
具の満足感 ★★★★☆
食感 ★★★★☆
味噌の風味 ★★★★★
食べ応え ★★★★★
温まり度 ★★★★★
今回はコンビニ3社の豚汁を食べ比べしました。一口に「豚汁」と言っても、各社さまざまなこだわりが見られて、どれも印象に残る仕上がりでした。まだまだ厳しい寒さが続くでしょうから、急に豚汁が食べたくなったとき、無性に家庭の味が食べたくなったなんてときにも、満足感のあるコンビニのチルド豚汁でおいしく温まってくださいね!
