東京2020組織委員会は1月28日、東京2020大会スタッフおよび都市ボランティアのネーミングを発表した。投票は2018年12月12日〜2019年1月20日にボランティア応募者によって行われ、3万7,739票を集めた。
ネーミングは、大会スタッフ・ボランティアが「フィールドキャスト」、都市ボランティアが「シティキャスト」(1万6,187票)に決定。ネーミングコンセプトは「競技場などで選手と関わりながら活躍する人、そして、競技場と競技場を結ぶ街で観客のみなさんと関わりながら活躍する人がいます。ボランティアひとりひとりに、大会を盛り上げる重要な役割を担ってほしい。そんな願いをキャスト(配役)という言葉に込めました」というもの。
東京2020組織委員会専務理事・事務総長の武藤敏郎氏は、「東京2020大会の成功には、ボランティア一人一人の力が不可欠と考えております。ボランティアの皆さまを含む大会スタッフがこのネーミングに愛着と誇りを持ち、大会を成功に導けるよう、引き続き準備を進めてまいります」とコメントしている。
このネーミングは、2月9日から開始するオリエンテーションの装飾物での活用をはじめ、今後、ボランティアを含む大会スタッフの機運や一体感の醸成につながるよう展開していくという。
その他のネーミング候補は?
その他候補にあがっていたネーミングは、「ゲームズアンカー/シティアンカー」(5,688票)、「ゲームズフォース/シティフォース」(5,536票)、「シャイニングブルー/シャイニングブルートウキョウ」(1万328票)だった。
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