1月26日(土)に、PIXTAクリエイターおよびfotowaフォトグラファーを対象とした「PIXTA DAY 2019」が開催され、2018年に活躍したクリエイター・フォトグラファーの表彰のほか、クリエイティブ活動に役立つセミナーなどが行われた。
ピクスタ株式会社が2006年に開設した「PIXTA(ピクスタ)」は自ら制作した写真やイラスト、動画、音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイスだ。
2016年には出張撮影のプラットフォーム「fotowa(フォトワ)」も開設され、一律料金、完全データ納品、全額返金保証付きで、好きな場所、日時に好きなフォトグラファーを呼べるサービスを提供している。
今回のセミナーでは、PIXTAのトップクリエイターが公開でフォトストックレビューを行ったり、売れるコンテンツの制作や、実際に収入を得るようになるまでの行程を公開したりと、よりリアルで役立つ内容で行われた。また2018年度に活躍したクリエイターに対して「クリエイティブアワード」各賞の表彰が行われた。
アワード受賞者のひとりで、風景写真をメインにPIXTAで活躍するクリエイターの「まちゃー」さんは、趣味のドライブでその時度に出会った風景を撮るのが好きで、それがきっかけで自分の作品を販売するようになったという。最初はスマートフォンで撮る程度だったが、次第に作品が売れるようになるとカメラにのめり込み、より多くの風景を求めて撮影を続け、ついにはPIXTAでの収入が本職を越え、今では脱サラしクリエイターとして活動している。「すぐに収入が増えるわけではないが、続けていくことに意味があると思う」と語ってくれた。
働き方改革が進み、来年には消費税増税も予定されている中、会社員も主婦もシニアもプロも、副業としてストックフォトや出張撮影に取り組む人は多いという。ピクスタ株式会社では「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」を理念の元にクリエイティブ・プラットフォームによって誰もが才能を活かせる機会を提供したいという。―― 既にプロ・アマチュア問わす多くのクリエーターが参加しており、気軽に始めることができる副業として注目が集まっている。