熱烈なジャニーズファンで知られる日本テレビの青木源太アナウンサーが28日、同局の情報番組『バゲット』(毎週月~木曜10:25~ ※関東ローカル)に生出演。2020年12月31日をもって活動休止すると発表したアイドルグループ・嵐への熱い思いを語った。

青木源太アナ

青木源太アナ

嵐は27日、ジャニーズ事務所の公式ホームページ内にあるファンクラブサイトで、2020年12月31日をもって活動を休止することを発表。同日、都内で5人そろって会見し、決断までの経緯や心境を語った。

番組冒頭、青木アナは「昨日は一睡もできませんでした」と告白。「私は嵐がデビューした1999年は高校1年生だったんですけど、まさかこういったニュースを自分がお伝えすることになるとは思いませんでした」と前置きした上で、「昨日、嵐が2020年12月31日をもって活動休止をすると発表しました」と伝え、「私もその記者会見の場に行かせていただきました。嵐5人の強い絆を感じる会見でした」と話した。

そして、会見での青木アナと嵐のメンバーのやりとりを放送。青木アナの熱い思いに、櫻井翔は「熱量がすごいよ。ありがとう」と感謝し、また、青木アナが「2019年のツアーがすでに発表されていますが、ファンは泣いていてもいいですか? それとも笑顔に会いたいですか?」と質問した際に、二宮和也が「もうすでに泣いてますからね。あなたの場合」とツッコむ場面もあった。

会見のVTR後、青木アナは「嵐のファンでよかったなと心から思えるような素晴らしい記者会見だったなと思います」と振り返り、「最初ニュースを聞いたときは混乱してしまった方も多いと思うんですけど、5人が出てきて、変わらぬ仲のいい姿を見せてくれて、共にこれからも歩んでいこうと思った方が多かったのではないでしょうか」とファンに寄り添った。

さらに、「私は今回の件で改めて、ささやかな毎日の中でどれだけ嵐に自分は励まされているんだろうということを思いました。これだけ多様なエンターテインメントが提供される中で、嵐ほどの金字塔を打ち立てるアーティスト、国民的と呼べるアーティストが果たしてこの日本で出てくるのか、とさえ思います」と熱く語り、「あらゆる世代の人が同じ歌を口ずさむというのは本当にすごいことだなと、嵐がいる今この時代に生きている幸せを改めて感じています」と思いを込めた。

SNS上では「青木アナ代弁ありがとうございますって思った人いっぱいいると思う」「バゲット見て泣いてしまった。青木アナの嵐がいる時代に生きてる幸せって言葉ぐっときた」「私(ら?)は『青木アナのような報道人が報道にいる時代の喜び』も感じてる」「ファンの気持ちを代表して頂いてありがとうございます」「青木アナ、本当にファン目線で涙が出る」などと、嵐のファンから感謝の声や感動の声が上がっている。